北陸新幹線開業以降、青春18きっぷでの移動がやりにくくなった北陸本線と第3セクター。
以前まとめた『北陸3県の鉄道フリーきっぷ1日乗車券まとめ』の項目が多くなったので、こちらのページに、関西・東海から湖西線や米原を経由で北陸を移動するのに便利なフリー切符まとめました。
各切符の詳細は「北陸3県の鉄道フリーきっぷ1日乗車券まとめ」ページにある各切符の項目にリンクしています。(そのページから各鉄道会社の公式ページにもリンクします)。
フリー切符の組み合わせは色々ありますが、あまり複雑にならないようにまとめてます。
当サイトは、これらのきっぷ利用で生じた損害について一切責任を負いません。各フリー切符の利用は各自の判断で自己責任にてご利用ください。
新潟方面・高山本線からはこちら
『新潟 直江津駅から北陸を移動する』
『高山本線から北陸を移動する』
18きっぷ特例区間が面倒なら「北陸おでかけパス」
「金沢-直江津」の旧JR北陸本線を含めた北陸線で利用可能。
石川・福井で18きっぷと被っている区間がありますが、18きっぷのややこしい特例区間を気にせずに利用できます。旧北陸本線を含めた1日フリー切符なので筒石駅なども途中下車可能です。
金額:2,500円
利用期間:土日祝日,お盆,年末年始
発売:利用3日前まで購入必要。関西では滋賀県の一部のJR駅から購入可能ですが、JR西の5489電話予約でも可能
富山駅を経由して高山本線に出る場合は金沢から富山まで普通運賃を支払った方が安いです。
金沢から七尾・和倉温泉に向かうには18きっぷ特例区間を利用
金沢駅から七尾駅・和倉温泉駅までは18きっぷの特例区間でそのまま利用できます。ただし、途中の東金沢駅・森本駅はIRいしかわ鉄道なので通り過ぎるのは可能ですが途中下車できません。金沢駅からの運賃が必要です。
津幡駅から倶梨伽羅駅や富山方面への移動も「金沢駅からの運賃」が必要。
金沢から富山経由して高山本線に抜ける場合は普通運賃
金沢駅から富山駅を経由して高山本線に抜ける場合は「金沢-富山」間を普通運賃で移動するのがお得です。
金沢-富山間の運賃:1,220円
富山への観光には「IR・あいの風1日フリーきっぷ」
城端線・氷見線を巡ったり富山を観光する際は、「IR・あいの風1日フリーきっぷ」が便利です。
金額:2,000円
利用期間:土日祝日、お盆、年末年始
発売:金沢駅(IRいしかわ鉄道窓口など)。当日購入可能
新潟方面に抜ける場合も北陸おでかけパス
金沢駅から直江津駅を経由して信越本線に抜ける場合も「北陸おでかけパス」がお得です。
金額:2,500円
利用期間:土日祝日,お盆,年末年始
発売:利用3日前まで購入必要。関西では滋賀県の一部のJR駅から購入可能ですが、JR西の5489電話予約でも可能
当日購入なら「IR・あいの風1日フリーきっぷ」
「 IR・あいの風1日フリーきっぷ(2,000円)」+「越中宮崎-直江津 普通運賃(1,180円)」
どうしても当日にしか切符を購入できない場合は、金沢駅で「IR・あいの風1日フリーきっぷ」を購入すると良いです。
直江津へは泊から乗り換えですが、新潟方面から富山に向かう場合と違い、泊駅乗り換え時間は気にしなくて大丈夫です。車掌が乗務してるなら、「越中宮崎-直江津」の切符を車内で買うか、そうでなければ直江津駅で越中宮崎からの乗り越し運賃を精算すると良いと思います。
金額:2,000円
利用期間:土日祝日,お盆,年末年始
発売:当日購入可能
まとめ
関西・東海から北陸本線で北陸に向かう場合ですが
- 金沢駅から七尾・和倉温泉へは18きっぷ特例区間を利用
- 金沢から富山観光はIR・あいの風1日フリーきっぷ
- 金沢駅から高山本線へ向かう場合は「金沢-富山」普通運賃
- きっぷの事前購入可能ならJR西日本の電話予約で「北陸おでかけパス」
- 当日購入で新潟へは「IR・あいの風1日フリーきっぷ」+「越中宮崎-直江津」普通運賃
- 平日利用なら頑張って普通運賃
と言ったところでしょうか。
時刻表的に移動に時間がかかるので途中新幹線を利用するのもありでしょう。
石川・富山の私鉄フリー切符
石川県と富山県の私鉄で利用できるフリー切符。各切符の詳細は「北陸3県の鉄道フリーきっぷ1日乗車券まとめ」の各切符にリンクしています(リンク先から鉄道会社へのリンクもしてます)。
石川県
富山県