日本三大庭園の一つである兼六園。通常大人310円の入園料が掛かりますが、本開園前の「早朝開園」は無料で入れます。
早朝開園の時間は本開園の15分前までで季節によって時間帯が変わりますが、散歩やジョギングをしている地元の方がちらほら居るぐらいで、観光客はほとんどいません。
時雨亭などの施設は開いていませんが、園内の散策は十分楽しめます。
なので、金沢旅行2日目の朝に訪れたい場所です。
兼六園の早朝開園の時間帯。秋・冬は金沢駅からバスで行ける
兼六園の早朝開園は季節により時間帯が異なります。
- 3月1日~3月31日 5:00~6:45
- 4月1日~8月31日 4:00~6:45
- 9月1日~10月15日 5:00~6:45
- 10月16日~10月31日 5:00~7:45
- 11月1日~2月末日 6:00~7:45
このなかで、10月16日~2月末までは、7:45まで早朝開園をやっています。
なので、秋冬の時間帯だと金沢駅から始発バスで兼六園に向かうことが出来ます。早朝開園が終わる時間帯まで1時間ほどあるので園内を十分回ることが出来ます。
金沢駅から兼六園へ一番早いバスは6:31発
金沢駅から兼六園への始発バスは金沢駅[7]番乗り場から出ている「東部車庫ゆき」になります。兼六園には6:39到着予定です(2018 12/1改正時点)
なので、秋冬以外の季節だと、金沢駅から兼六園へ向かうには厳しいです。
早朝開園の兼六園入り口は2カ所のみ
兼六園にはいくつか入口がありますが、一番人が多い桂坂口などは閉まっています。
兼六園の早朝開園の入り口は「蓮池(れんち)門口」と「随身(ずいしん)坂口」の2つの門のみです。
この蓮池門口は桂坂口から茶店の通りを進んだ先にあります。
随身坂口は金澤神社の近くにあります。
香林坊や片町から早朝開園に行く際は「蓮池門口」が近くて分かりやすいです。広坂交差点を百万石通り右手の一方通行の道を進みます。
「蓮池門口」へ続く階段が見えてきます。
兼六園の早朝開園は観光客が居ない!まったり写真が撮れる良い時間帯
兼六園の早朝開園は観光客がほとんど居ないので、まったり写真を撮るには良い時間帯です。
兼六園で有名なことじ灯篭前です。ちらほら人が居ますが、人が居なくなるタイミングが取りやすいので他の観光客が映り込まない写真を撮ることもできます。
散歩やジョギングしている人もいますがほとんど人が居ないですよ。
早朝ならではの朝焼けの景色も堪能できる
兼六園の早朝開園は、朝焼けも楽しめるのも1つです。
兼六園の早朝開園は夜明け前の時間から開いているので卯辰山からの日の出や朝焼けも楽しめます。
ことじ灯篭から霞ヶ池奥になる栄螺山は早朝開園の兼六園で一番オススメしたい場所です。
日中と違い、朝焼けの時間帯しか味わうことが出来ない景色が堪能できますね。
金沢旅行2日目の朝は兼六園に行こう
兼六園の早朝開園は観光客がほとんど居ないので、園内をまったり過ごせてお勧めですよ。
その際、香林坊エリアや片町エリアにあるホテルを選ぶと良いです。どちらも兼六園の「蓮池門口」まで1kmの距離で15分ほどで到着できます。
兼六園の早朝は地元民でも兼六園下など近くに住んでいる方以外は、あまり行かれないのではと思います。
僕も、兼六園で早朝開園をやっている情報を知って1度行きましたが、金沢駅から始発のバスを利用しても間に合わないことから、自転車で出発。まだ日の出前の時間です。
兼六園に向かっている途中で外が明るくなりました。
国道157号線の野々市市と金沢市の市境。北鉄石川線をオーバパスしている場所です。地元民でも兼六園に近い方でないと、早朝開園に行く機会が中々ありません。
なので、兼六園周辺に宿を取れる観光客の2日目の朝にお勧めですよ。