クランクは一般的なスクエアテーパーです。外すには「コッタレスクランク専用工具」が必要になります。
クランクを外してからペダルを外そうとすると固着していたり大変なので、先にペダルを外してから仮装着しておくといいです。
使用工具
- 六角レンチ(8mm)
- コッタレスクランク専用工具
- モンキーレンチ
他の作業も同時進行で行っているので時系列におかしい場合があります。ご了承ください。
素人による見解なので、記載内容に間違いがある場合があります。プロによるメンテナンス法ではありません。自転車メンテナンスはショップに任せるか自己責任でお願いします。
コッタレスクランク専用工具の仕組み
通称「コッタレス抜き」工具はクランクを外し専用工具。左の太いネジをクランクに装着して使います。
クランクに装着する前に、中のボルトを緩める方向に回す。シマノ純正だと緩み過ぎても抜けることありません。
この状態で、クランクに装着。赤い線がクランクの位置。
中の棒を突き出してクランクを右方向へ押し出して外す仕組みです。クランクはBBシャフトにクランクボルトを締め付けて圧入されているだけなんですね。
コッタレス抜きはクランク外し専用工具なので、装着時はクランクボルトだけで行います。
実際にクランクを外す
クランクボルトを外します。自転車純正クランクと交換後のシマノ純正のクランク共にM8の六角レンチを使用しました。
固着してる場合があるのでKURE-556やラスペネを浸透させてから外します。
手回しでコッタレス抜きをクランクに装着します。
手回しで回らなくなったらモンキーレンチで軽く締めます。力は入れ過ぎずに。
これでクランクを外す準備が整いました。
クランクから外側のボルトを手で締めます。ある程度締めるとBBシャフトに当たるので、そこからモンキレンチでさらに締めます。
動きは重いですが固着している感じは無いので、ペダルを外すときのように目一杯力を入れる必要はありません。
コッタレス抜き工具をある程度回すと、クランクがグラグラして外れます。
クランクがBBシャフトに取り付ける仕組みについて
クランク外してクランクがどのように装着されていたのかが分かりました。
クランクとBBシャフトはボルトで固定されていると思っていましたが、クランクボルトで締め付けて圧入しているだけだったんですね。