クランクを装着します。クランクボルトの締め付けトルクは「35-50N・m」なので、持ってるトルクレンチが40N・m~なので、最後にトルクレンチで締めます。
使用工具
- 六角レンチソケット(8mm)
- トルクレンチ
他の作業も同時進行で行っているので時系列におかしい場合があります。ご了承ください。
素人による見解なので、記載内容に間違いがある場合があります。プロによるメンテナンス法ではありません。自転車メンテナンスはショップに任せるか自己責任でお願いします。
クランク装着

クランク左右とクランクボルトが2本入っていました。

錆止め防止にクランクシャフトにグリスを薄く塗布。

クランクボルトを入れるネジ穴に黄色っぽい4つの玉がありますが、これグリスでしょうか。
クランクボルトのワッシャーのような部分に当たるようでボルトのネジ山とは関係なさそうなので、ネジ山にグリスを塗布します。

クランクボルトにも薄くグリスを塗布。

六角レンチソケットで手回します。トルクレンチの差込角12.7mmなので六角レンチソケットも差込角の同じものです。

自動車のタイヤ交換に使っているトルクレンチのトルク範囲が「40N・m~200N・m」なので、メモリを41N・mにして締めます。
クランクボルトは左右ともに正ネジ(時計回り)で締まります。
この締め付けでクランクがBBシャフトに押し当てられるので、コッタレス抜き工具は不要。
トルクレンチは柄が長いので少しの力で済みますが、クランクが170mmなので締め付けにかなりの力がいります。
クランクを動かないように抑えるのが大変。
指定したトルクになるとトルクレンチが1回カチッと音が鳴ったら完了。
左側のクランク装着は向きに注意
左のクランクも右と同様にグリスを塗布して装着します。

スクエアタイプのクランクは、向きに注意して装着する。

トルクレンチを使って締め付けて完了です。