宅配レンタルで借りたDVDをノートパソコンで見ようとしたら外付けDVDドライブの調子が悪くメディアを認識しない。自分で焼いたDVD-Rも読めなくなった。
ドライブはバッファローの「DVSM-PT58U2V/N」、ノートPC内蔵DVDドライブが不調になって2017年に購入したものです。
ノートPCに繋ぎっぱなしで使えてたのですが、取り外して数日経って繋いだらメディアの読み込み不良。どうやら電力不足のようで補助電源ケーブルもノートPCやUSB充電器にも挿してもダメ。
PCに接続するとアイコンもDVDドライブじゃなくてUSBメモリや外付けHDDなどのアイコンで隠しフォルダのように薄く、認識も怪しくなってきた。
なので、外付けケース分解して内蔵ドライブとしてノートPCに換装したけど認識はダメ。それどころかトレイの取り出しボタンを押してもうんともすんとも反応しない。外付けに戻して繋ぐものの取り出しボタンが無反応。
壊れたかと思い、翌日ケーズデンキ行きアイオーデータ「DVRP-US8」を買いました。メディアも読み込んで問題なく使えます。
パソコン起動時のBIOS上でこのドライブを認識出来たので、ブート可能なCDをセットしてブート起動も出来ました。
レンタルしたDVDの視聴は、SATAをUSB変換するケーブルを持っていたので古いデスクトップで使ってた5インチのDVDドライブを接続して見ました(ポータブルDVDドライブのSATA電源コネクタの形状が5インチ光学ドライブなどと異なるのでUSB変換ケーブル使用不可)。
アイオーデータDVRP-US8
いたって普通のポータブル外付けDVDドライブです。
アイオーデータ―のポータブルDVDドライブはメディアの読み書きの速度は変わらないので、付属のソフトやUSBケーブルの違いだけかなと思います。
最近は光学メディアを使うにしても読み込みがほとんどで書き込むことも減ったので、メディアの品質チェックが出来るとか特別な機能は求めてないんじゃないかな。
ましてやポータブル、対応メディアや読み書きの速度の性能は10年以上変わってない気がします。
外観
付属品は本体とUSBケーブル、取扱説明書のみです。メディアを書き込むソフト「B’srecorder17」が付属していますがメーカーサイトからダウンロードするので、ソフトについては後述します。
本体の端子はマイクロUSB1つです。外部電源に対応したプラグとかはありません。
USB接続での電力不足で使えない場合のために、オプションで二股に分かれてるUSBケーブルが2種類出ていますが、ACアダプタに対応したケーブルの方が安定はしてそうです。
オプションのUSBケーブル
対応メディアと読み込み・書き込み速度
製品の仕様から。
対応OS:Windows8.1,10,11/Mac10.12~12/Chrome OS
※付属ソフトはWIndowsのみ対応、ChromeOSはメディアの読み取り専用
付属ソフトはWIndowsのみ対応なので、MacはOS標準機能でメディアの書き込み対応みたいです。
対応メディア | 読み込み速度 | 書き込み速度 |
---|---|---|
M-DISC(DVD) | 8倍速 | 4倍速 |
DVD-ROM(1層) | 8倍速 | — |
DVD-ROM(2層) | 8倍速 | — |
DVD-R | 8倍速 | 8倍速 |
DVD-R(2層) | 8倍速 | 6倍速 |
DVD-RW | 8倍速 | 6倍速 |
DVD+R | 8倍速 | 8倍速 |
DVD+R(2層) | 8倍速 | 6倍速 |
DVD+RW | 8倍速 | 6倍速 |
DVD-RAM | 5倍速 | 5倍速 |
CD-ROM | 24倍速 | — |
CD-R | 24倍速 | 24倍速 |
CD-RW | 24倍速 | 24倍速 |
ポータブルDVDドライブなので、DVDは読み込み8倍速、CDは読み込み24倍速で、進展はありませんね。書き込みも片面2層やDVD-RW系で6倍速と遅いのもあまり変わりありません。
DVDRAMの12倍速メディアは持ってたのですが処分したみたいで、読み書きは出来るかは不明。
長期保存の品質が良いとされるM-Disc(DVD)も出てきて対応していますが、今まで使ってたバッファローの「DVSM-PT58U2V/N」も対応してるので、一般的なDVDやCDの読み書きするだけならあまり変わりませんね。
付属ソフト
取り扱い説明書にはDVDやCDに書き込むB’sRecorder17以外にも市販のDVDビデオを再生するソフトやビデオ編集ができるソフトも書かれていますが、DVRP-US8はB’sRecorder17のみ使用できます。
ドライブのシリアルNoはドライブ裏面に記載されてる。
B’sRecorder17が付属していますが、アイオーデータのサイトからユーザー登録してダウンロードしてPCにインストールします。また、使用するにはソースネクストにユーザー登録して使います。
ダウンロードしたB’sRecorderを実行すると3つのソフトがインストールできます。
- B’sRecorder17(CD・DVD書き込みライティングソフト)
- B’sファイルガード(CD・DVDメディアをUSBメモリ感覚でファイルを保存できるソフト)
- virtualFOLiO(仮想ドライブ)
B’sRecorder17をインストールしましたが、ダウンロードからインストールまでユーザー登録などで面倒でした。
- ソフトDLは取扱説明書に書かれてるURLからユーザー登録(ドライブ本体のシリアルNo入力が必要)
- B’sRecorder17をダウンロード
- ユーザー登録したメールアドレスにソフトのシリアルNoが書かれてるメールが届く
- B’sRecorder17起動
- ソースネクストにユーザー登録
- B’sRecordeer17でソースネクストに登録した情報でログイン
- シリアルNo入力
- B’sRecorder17起動
という流れ。
B’sRecorderのセットアップランチャーから各ソフトを選んでインストールしますが、インストール画面が起動すると15秒後に自動インストールが始まるようで、初心者向けの親切設計ってやつだと思うんですけど個人的に1ページ毎「次へ」をクリックしてインストールしたいので親切設計が不便。
しかも、B’sRecorder17初回起動でソースネクストのユーザー登録する画面、モニター画面の中央に表示して、モニター画面の隅に移動したくても移動できないのというのもストレス。
そのB’sRecorderもデータの書き込みや音楽CD書き込みなどは出来るもののビデオ編集などはソフトに項目があるものの有料版にアップグレードしないと使えない仕様となってます。
B’sRecorderのインターフェースが好み、それしか使えないなどの理由が無い限りサイバーリンクのPower2GOやneroなど元々持ってるライティングソフトででも十分かと思います。
動作
ノートPCはLenovoのThinkPad T520、WIndwos7→Windows10にアップグレードしてます。
付属のUSBケーブルをドライブとノートPCに接続すると自動で認識。電力不足にならずDVDやCDも問題なく読み込めます。
読み込みの動作音は安定してるように感じます。
ブートドライブに対応
アイオーデータDVRP-US8もUSBドライブに対応してます。
パソコンのUSB端子がBIOSに対応していれば、だいたいの機器は使えそうな気もしますが。
ブート対応したメディアをセットしてパソコン起動時にF12を押してDVDドライブを選択。DVRP-US8は日立LGのドライブを使ってるようですね。
ノートンGhostが起動したので、ブート起動も出来ますね。
アイオーデータ―のDVRP-US8は可もなく不可もなく
ケーズデンキの通販サイトは全部の商品ではないですが店頭在庫も確認できるので、ドライブ購入前に調べて一番安いアイオーデータ―の「DVRP-US8」買った。
実店舗の方が200円ほど高かったのですが、価格コムなどで(2023/1/21時点)ポータブルDVDドライブ調べると一番安いドライブで3千円前後で、DVRP-US8も同じぐらいのお値段です。
CDやDVDからのブートで、パソコンのBIOSでUSB認識が出来れば今市販されてる外付けDVDドライブならどれでもブート対応してると思います。
一番安かったのでアイオーデータ―のDVRP-US8を購入したのですが、CD・DVD読み込みだけで付属ソフトに拘らないのなら何でもいい気がする。
DVRP-US8は、USBバスパワーだけでトラブルもなく普通に使えてるので可もなく不可もなくって感じですが、トラブルもなく普通に使えるってのが一番良い気がします。
オプションUSBケーブル
値段がそんなに変わらなかったら付属ソフトが充実してる上位機種でもいいかもしれない。ドライブは変わらないと思うので。
B’sRecorderの他にDVD再生「DVDミレル」、ビデオ編集「Roxio Creator Premier」の3つが付属してる。