自転車用ライトに懐中電灯使ってみたなあと思って、Amazonで懐中電灯物色していたら明るくてかなり安いLEDライトがあったので、『Readaeer LED懐中電灯』をポチっと買ってみた。
懐中電灯だけだと自転車に固定できないので、固定用ホルダーも一緒にポチッ。
自転車ライトはキャットアイの「HL-EL510、HL-EL520」の2つ装備なんだけど、それでも暗く感じていたので、ホームセンターなどで見かける明るいLED懐中電灯が気になってたんだよね。
でも、ホームセンターで300ルーメンの明るさの懐中電灯は3,000円~4,000円ほどするじゃない。おまけに万引き防止用ブザーが付いてたりチェーンで繋がってて店員に言わないと買えなかったりと、ちょっと高級品な扱い。
なので、Amazonで見かけた『Readaeer LED懐中電灯』を注文。これ、300ルーメンなのに2個セットで980円の超激安品(価格は2017年7月6日時点)。
Amazonでよく見かける中華製品なんだけど、使ってみると単三1本でかなり明るいのよ。バッテリーは2時間が実用的な明るさなんだけど、河川敷のサイクリングロードなど外灯が無いところでも路面状態が分かるほど明るいから安心できる。
おまけに「high・low」の二段階の明るさに点滅モードもあって、lowモードは自転車には明るさ不足だけどウォーキングに持ち歩くと光量も十分。落下防止のためにWiiのストラップ付けて手首に固定してます。
よくある中華製品なので、実は形状やサイズから同じ製品の他のブランドもあるようです。(大きさはブランドにより1mm程度の違いはありますがサイズ表記の誤差範囲だと思います)
- Ploarnovo
- Flame
- Letmy
- Tooge
- Orutech
- Eightnight
- Uniquefire
- 他多数…
購入した「Readaeer LED懐中電灯」は下記リンクからAmazonで購入できますが、『キャットアイ HL-EL510、HL-EL520』の比較に外灯が1つも無い真っ暗な河川敷に行ってきたので、キャットアイの自転車ライトと比較しながら「Readaeer LED懐中電灯」のレビューをしていきます。
※商品ページから個数・カラーが選択できます。(2017年7月6日時点、在庫状況により変わります)。
「Readaeer LED懐中電灯」の製品スペック
Amazon商品ページに記載してある製品スペックです。
製品名(ブランド名) | Readaeer |
明るさ(lm) | 最大300ルーメン |
点灯の種類 | ハイ・ロー・点滅 |
本体サイズ | 92mmx25mmx20mm |
電源 | 単三電池 1本 |
その他機能 | ズーム・IPX5級防水 |
購入時点の価格 (2017/7/6) | 680円(単体) 980円(2個セット) |
小型でありながら最大300ルーメンと明るく、照射範囲を変えるズーム機能もある。電源が単三電池1本だけなので、実測でhighモードだと2時間ぐらいが実用的な明るさです。
カラーは全8色です。
(グリーン・ゴールド・シルバー・ブラック・ブルー・ピンク・レッド・迷彩色)
Readaeer LED懐中電灯の外観について
単三電池1本なのでキャットアイのHL-EL510(単三4本)と比べると小さい。奥行き(長さ)も若干短い。全体が航空機用アルミ合金なので金属感ありますね。
ズーム機能があり照射範囲は先端のLEDの部分を「⇔」のように動かすことで変えられます。ズーム時の長さは約100mm。
レンズ周りの突起部分のおかげでライトを立ててもレンズが当ることは無いですが、落下させた衝撃でレンズが割れないか心配なので取り扱う際は少し注意する必要がありそうですね。
自転車に取り付けるときのホルダーサイズの目安になるかと思います。
お尻の部分にオレンジのスイッチがあります(ゴム製)。深く押して「オン・オフ」、半押しで「ハイ・ロー・点滅」の切り替えができます。電源を入れると「ハイ」で点灯。
数秒以内なら点灯モードが切り替わるので、素早く「オン・オフ」をカチカチすると点灯モードが変わる。(半押しでオフの時間が長いとリセットされhighモードで点灯する)
電池を入れる時はスイッチのあるお尻の部分(キャップ)を反時計回りに回す。マイナスがスイッチ側に入れます。キャップのバネが硬いので取り付けで締める時は少し慣れがいります。
キャップを装着する時にバネの部分本体のネジ切りに接触するとライトが付きますが、ネジ切りの箇所が電源のマイナスの役割になっているため(キャップ取り付け後はスイッチをオンにしないとLEDは付かないので問題なし)。
電池の逆挿しも確認しましたが、LEDが点灯しないのでしっかり保護されてるようです。
やはり、中華製品だけあって内部の塗装の処理までは気が回らないようです。
指先に塗装のようなものが付いたので、気になって綿棒で内部を拭いてみたら、案の定塗装が付着してました。
外装の塗装は手に付かないので問題ないですが、神経質な方だと気になるレベルです。
でも、まあ中華製と割り切ってしまえば問題ないかと思います。
Readaeer LED懐中電灯の明るさを比較
さて、いよいよ明るさのチェックです。Readaeer LED懐中電灯の明るさの確認です。周りが暗い河川敷の道路で検証します。
最大300ルーメンなので、気持ちはかなり期待感あります。
工場や幹線道路が近くにありますが、比較的夜は真っ暗なのでライトの性能を確認するには最適。この場所でLEDライトの明るさを確認します。
白線の文字手前の道路わき(写真右側)に反射ポールが見えるのでこれを基準に検証していきます。
カメラのマニュアルモードで明るさを変えないで撮影してますが、肉眼で見た時より少し暗く写っています。
Readaeer LED懐中電灯の明るさについて
画像をクリックすると拡大します(1280×720)。
※ハイモード(ワイド)
全体的にまんべんなく光が照らされるので、画面中央上のあたりにある反射ポールも微かに写ってるのが見えます。写真はちょっと暗い感じもありますが、最大300ルーメンだけあって走行中に路面のひび割れなども確認できるほど明るいです。
歩行者や自転車とすれ違いも十分に確認できる明るさです。
これ確認中に気づいたんですけど、遠くを照らそうと自転車ライトの角度を浅くするじゃないですか、そしたらすれ違う歩行者が「うっ眩し!」てな感じになるんですよ。
最大300ルーメンの光目に喰らったらたまったもんじゃないんでね、自転車ライト全般にそうですが角度を浅くし過ぎ無いほうが迷惑にならなくて良いですよ。
ズームを最大にするとLEDの模様までハッキリ写ります。自転車を乗ってるときはワイドのほうが周りの明るさが確認しやすいので、あまり使うことは無いかと思います。
ローモードだと反射ポールの写りが小さくなるほど暗くなります(写真から反射ポール探すのが大変なぐらい)。全体的に光が当たりますが、なんだかモワっとしてもう少し光量が欲しいです。(調光式LEDシーリングライトの明るさ最低で本の文字を読む時のモワっとした感じに似てる)
道を照らすというよりは、遠くから周りから自転車を認識してもらうようと思った方が良さそうです。
※ハイモード(2個目の製品)
個体差があるとAmazonのレビューに書いてあったので、2個セットの2つ目の明るさを確認します。
こちらの方が若干黄色い感じの光になりますが、道路だとそこまでハッキリと違いが分かりません。明るさや照射範囲もほぼ同じです(1つ目の製品と草むらの写りに違いが出てますが、ライトの角度と検証中に車の行き来があって自転車を隅に寄せてるため)。
Readaeer LED懐中電灯とHL-EL510の比較
HL-EL510はハイ・ローの2つのモードがるので、Readaeer LED懐中電灯のハイ・ローとの違いについてみていきます。
中心が明るく周囲が暗いです。
ハイと同じく中心が明るいですが、かなり暗くて見にくいです。
※EL510(ハイモード )+ Readaeer(ハイモード)
HL-EL510とReadaeerLED懐中電灯を重ねてます。中心部分はEL510が明るいですが周囲はReadaeerが明るく、全体の明るさにむらが無いので、Readaeerのほうが視野的に見やすいです。
中心はEL510が明るいですが、どちらも全体的に暗いです。
Readaeer LED懐中電灯とHL-EL520の比較
HL-EL520は点灯と点滅モードしかないので、点灯時にReadaeerのハイ・ローを比較します。製品スペック上はEL520はEL510より明るいです。
EL510と同様にEL520も中心が明るいです。左下に写る草むらが見える分、全体の明るさはEL510よりEL520が上です。
EL510と似たような結果で、EL520がReadaeerより照射範囲が広いですが、全体的にReadaeerハイモードが明るくて草むらがハッキリ分かりますね。
EL520とReadaeerローモードの結果です。ローモードだと周囲はEL520よりReadaeerのほうが明るいか同じぐらいといったところでしょうか。
「HL-EL520」は中心が明るいので、目が中心に合わせて明るさを調整してるのか、逆に周りが見にくくなります(車のヘッドライトの周りが暗いのと同じ感じ)。
「Readaeer LED懐中電灯」は最大の明るさは暗くても全体に光が当たるので見やすく感じます。
Readaeer LED懐中電灯のバッテリー時間について
Readaeer LED懐中電灯のバッテリーの持ち時間について実験。丁度2個あるのでハイモードとローモードでどのぐらい持つのか実験してみます。
電池は5年ぐらい前の三洋製エネループ(min1900mAh)を使用。バッテリー持ち時間はビデオカメラ(明るさ固定)で撮影した映像の再生時間からみています。
充電池は新品ではないので、バッテリー持ち時間は参考程度に。
かなり眩しいです。
一番明るい箇所がローモードとハイモードでほぼ同じになり、ハイモードはここからだんだん暗くなる。
ハイモードはもうすぐ消えそう。ここまで暗くなるとライトしての役目は果たさない。
ハイモードは完全に消えましたね。ここからローモードの持ち時間をみていきます。
※7時間30分経過
ローモードはこの辺りから暗くなります
かなり暗くなりました。
もうすぐ消えるぐらい微かに点灯してます。ハイモードと同じくここまでくるとライトとして役目を果たさいので実験終了です。
エネループでの使用の結果ですが
- ハイモードで2時間
- ローモードで7時間
が目安になると思います。
懐中電灯を自転車に固定するホルダーに付いて
Readaeer LED懐中電灯を自転車に使うにはホルダーが必要。色々な種類のホルダーがありますが、マジックテープで装着するタイプだと、装着が手軽なのとライトが外れる心配がなさそう。
Readaeer LED懐中電灯を普通に固定。ハンドル側固定がマジックテープなので締め付けが弱く、ライトのバランスが悪いのか走行中の振動で角度が下向きになる。
ホルダーを逆さにして固定して少しマシになったけど、気が付いたらい振動でライトが下がってくる。
ホームセンターで売ってる厚さ1mmのゴムシートを適当な長さにカットして巻き付け。両面テープ等は使ってなくて、ただゴムシートの上からホルダーを固定してるだけ。
これでライトを逆さに取り付け。ゴムシート無しより有りだと少し締め付けが良くなり走行中の振動でライトの角度がズレることは無くなりました。
このホルダーは左右の向きは変えれないので、別のホルダーにするかマウントなどを工夫するといいかと思います。
まとめ
- 自転車ライトHE-EL520より明るい
- ムラ無く全体を照らす
- バッテリーは単三1本
- バッテリー持ち時間はハイモードで約2時間が目安
- 自転車取り付けにはホルダー必要
明るさは十分。照射範囲がもう少しワイドなら周りも見やすいのにと思うのですが、今まで使用してるライトより全体が明るくて路肩など見やすくなりました。
2個千円以下でなので明るい自転車ライトとしてコストパフォーマンスが良いです。
電池の持ちは2時間程度なので、夜間走る時間が多いと予備電池は必要になりますね。