2019年元旦に弥山の初日の出見に行ってきた。ライトや防寒対策は忘れずに | なんかいろいろ備忘録

2019年元旦に弥山の初日の出見に行ってきた。ライトや防寒対策は忘れずに

旅行

北陸の金沢から初日の出拝みに、青春18きっぷと普通列車で広島の宮島にある弥山へ行ってきました。2018年12月29日に出発して尾道や竹原なども巡りながらの広島入りです。

初日の出となると宮島へは深夜に行くことになりますが、幸いなことに大晦日から元旦にかけてJRの宮島フェリーは終日運行しています。

初日の出の登山は真っ暗中移動するので、それなりに装備や防寒対策が必要になります。

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宮島 弥山山頂までは大きく分けて2つの経路

宮島の案内図
宮島の案内図

弥山の山頂までのルートは大きく分けて2つあります。

  • ロープウェイ利用
  • 登山道をひたすら登る

しかし、今回は深夜の登山。この日のロープウェイの始発は朝5時。ロープウェイから弥山の山頂までは日中の登山で30分ほどの距離。

弥山の初日の出登山は有名で混んでいるそうなので、ロープウェイが動く前には出発します。なので、登山道をひたすら登ります。

2017年10月に弥山に登ってるので今回も同じ「紅葉谷コース」で登ります。経験ある道と無いとでは違います。

以前の日中の登山で紅葉谷コース入口(ロープウェイとの分岐)から山頂まで1時間ほどでした。

ただ、今回は夜間に登るので日中とは違います。なので、山頂までは2時間ほどで考えています。

さて、廿日市市のネカフェに泊ったので、そこから宮島に向けて出発します。

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廿日市市にあるネットカフェ「快活CLUB」から宮島に向かう

2019年元旦の午前2時過ぎ、廿日市にあるネットカフェから宮島口まで歩いていきます。

廿日市市の漫画喫茶から宮島口までの道中
廿日市市の漫画喫茶から宮島口までの道中。午前2時50分

海の向こう側に明かりが見えるのが宮島。

廿日市市の漫画喫茶から宮島口までの道中
廿日市市の漫画喫茶から宮島口までの道中・午前3時30分
宮島フェリー乗船
宮島フェリー乗船。午前3時50分ごろ

宮島口に到着しました。フェリーに乗る前にJR駅横にあるコインロッカーで時刻表や着替えなど不要な荷物を置いていきます。

宮島にあるコインロッカーのほうが安いのですが、一杯になっている可能性もあるので確実性を求めました。

途中、コンビニでカロリーメイトとスポーツドリンクを購入。フェリーに乗船します。フェリーは座れるほどに空いていました。

宮島にフェリー到着
宮島にフェリー到着
宮島
宮島

宮島に付いたら、ヘッドランプを頭に装着して紅葉谷コースを目指します。厳島神社への道中は明るいのでまだライトは付けない。

厳島神社に向かわれる方に交じって、登山の服装の方もちらほら見かけます。

厳島神社の入口
厳島神社の入口。午前4時30分

厳島神社は思っていたほど混んでは無かったです。意外と夜明け前の時間帯は混雑しないのかもしれません。

紅葉谷公園の赤い橋
紅葉谷公園の赤い橋。午前4時37分

紅葉谷公園まで来ると真っ暗です。ロープウェイ乗り場もこの先なので懐中電灯有ったほうが良いです。

紅葉谷公園に入る前にレインコートのズボンを上に履いて防寒対策をしておきます。

赤い橋を越えて左手に進むのですが、真っ暗なので川沿いを歩くのですが真っすぐ行って道を間違えそうになりました。

日中の紅葉谷公園の様子。2017年10月
日中の紅葉谷公園の様子。2017年10月

橋渡らずに左手の道からも登山道入口まで行けます。

紅葉谷コースとロープウェイとの分岐
紅葉谷コースとロープウェイとの分岐。午前4時45分

ようやく登山道入り口です。ロープウェイに乗り場へはこの辺りまで列が来ていました。まだ、運行の前、始発のロープウェイには乗れそうにはありませんね。

紅葉谷コースの登山道入り口から出発します。

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紅葉谷コース入口から弥山山頂。夜間の登山は真っ暗でヘッドライト必要

2017年に弥山の登山を1度経験しているのですが、夜間は日中と違い状況が変わります。真っ暗なので登山道入り口手前にある紅葉谷公園は広いので迷いそうになりました。

逆に登山道は1本道なので、ヘッドライトなどあれば紅葉谷公園と比べて迷いにくそうな感じでした。

紅葉谷コース入口にある案内図
紅葉谷コース入口にある案内図
真夜中の紅葉谷コース
真夜中の紅葉谷コース。午前4時50分ごろ

登り坂が続くと息が上がる。途中何度か休憩しながら登っていきます。

ロープウェイ乗り場と紅葉谷コースの合流地点
ロープウェイ山頂駅までの道と紅葉谷コースの合流地点。午前5時33分

ロープウェイ乗り場からの道との合流地点にきました。道はまだ続きます。暑くなってきたのでジャンバーを脱いで腰に巻きました。

ロープウェイからの人はまだ来ていないもよう。

元旦の弥山本堂
弥山本堂。午前5時47分

明かりがあると安心しますね。人もそれなりに居ます。

弥山の山頂
弥山の山頂。午前5時57分

初日の出を見るのに人が集まってます。

弥山山頂の展望台3階
弥山山頂の展望台3階の夜景

弥山の山頂から本土の夜景が望めます。体が冷えてきたのでジャンバーを羽織って、適当な場所で初日の出待機。

宮島弥山からの初日の出

弥山の朝焼け
弥山の朝焼け

明るくなってきました。

元旦初日の出弥山山頂の様子
元旦初日の出弥山山頂の様子。午前6時49分

明るくなってきて、外の様子が分かるようになり、到着した時間帯と比べてかなりの人で溢れかえってます。

弥山の初日の出2019年
弥山の初日の出

雲の上から初日の出が拝めました。

弥山展望台からの景色
弥山展望台からの景色

明るくなり展望台の人が少しずつ減って来てます。展望台の下はかなりの人だかりでしたので、落ち着くまで景色眺めてましょうか。

以前来たときは雨で下界が見れなかったので、かなりの絶景でした。

弥山からの景色
弥山からの景色

日も上がり明るくなりました。絶景ですな。

広島の2019年1月1日の最低気温

goo天気は過去の天候データが確認できます。広島の2019年1月1日の最低気温は0.9度でした。

標高が100m高くなると気温が0.6度下がるといわれてます。宮島の弥山は標高535mなので地上より、マイナス3度と低くなる計算です。

初日の出待機しているときに周りから「おにぎり凍ってる」とか聞こえてきたので、氷点下に行っていたかもしれないです(体が温まってるのと興奮でそこまで感じなかった)。

2019年元旦の朝7時50分ごろの気温
2019年元旦の朝7時50分頃の気温

弥山山頂の展望台にある温度計で4度ぐらいでしょうか。夜明け前はもう少し気温が低いと思います。

弥山の初日の出登山での防寒対策の服装と装備品

冬の夜間なのでそれなりに対策して挑みました。冬と言っても雪山を登るわけではないですが、服装とライトには気を使ってます。

あくまで、素人見解なので積雪がある日などで対策は変わってくると思います。「これまずいかも」って思ったら引き返すのも手。

服装と装備品

  • インナーロング(ボトム)
  • ズボン(チノパン)
  • 長袖インナー(ウェア )
  • 半袖の速乾性Tシャツ
  • フリース
  • ジャンパー(ウェア)
  • 登山用レインウェア(パンツ)
  • マフラー
  • フリース手袋
  • 帽子
  • 靴下(5本指ソックス)
  • スノトレ(靴)
  • ハクキンカイロ
  • ヘッドライト
  • リュック

上半身の防寒対策

冬でも山登りとなると汗をかくので、半そでのドライウェアとフリース、ジャンバーの3枚着で挑む予定でした。

ただ、前日の福山市の早朝が氷点下で乾燥していたこともあり、非常に寒かったです。なので途中しまむらでヒートテック系インナーを購入。

インナーウェアとTシャツの重ね着
インナーウェアとTシャツの重ね着

「ヒートテック系インナー」の上にユニクロの「ドライ系半袖Tシャツ」を重ね着。さらにその上にドン・キホーテの「フリース」、「ジャンパー」の4枚着になりました。

ユニクロのドライ系Tシャツは、メッシュのタイプではなくて「綿66%、ポリエステル34%」の材質です。

下半身の防寒対策

下半身の防寒
下半身の防寒

下半身は、「ももひき・チノパン・レインパンツ」の3枚着です。

1年前初日の出見に行ったときに下半身寒かった事もあるから、ワークマンで防寒具とか色々買ってきた。手袋はこの前買ってるけど防寒用じゃなかったのでつい購入。スマホ対応。

今年も何処かで初日の出見に行く予定…… pic.twitter.com/TZIjagPvf5 — コロン(coron)@ (@coron_tw) 2018年12月15日

ズボンだけだと風が入り込ん下半身が冷えるので、ワークマンでももひき買いました。

ももひき、ズボン、レインパンツの3枚着
中から靴下、ももひき、ズボン、レインパンツの順で3枚着

このレインパンツは防風対策です。

山頂展望台で初日の出待っている時でも下半身が冷える感じは無かったです。

もう15年以上前に地元の登山で使用していたものを着ています。防水性もありそこそこの値段していたそうで、当時の登山以外に着ていなかったこともあり状態はいいです。

スノトレ

冬用の靴。寒さ対策もあるけど、霜や水溜まりで凍結した場所を歩くのにも役に立つ。

その他の装備品

リュック

普段旅行に持っていく25Lぐらいのリュックサック。着替えや時刻表など登山に不要な荷物は事前にコインロッカーに預けて荷物を軽くしています。

マフラーと手袋。

フリース素材の手袋
フリース素材の手袋

首元と指先が冷たい風に当たらないので暖かい。

ハクキンカイロ

ハクキンカイロ
ハクキンカイロ

ベンジンを燃料にした使い捨てじゃないカイロ。

かなり火力があり温かいのですが、指先を温めようとしても冷たさに火力が負けるのかあまり威力を感じなかった。カイロ用ベンジンの代用でジッポーライターのオイルを使用したからなのか・・・

ヘッドライト

登山ともなると両手が使えるほうが良いので、ヘッドライトも購入。登山道中の写真は暗い感じですが、実際はもう少し明るく感じる。

1点に集中して明るい感じではなく、柔らかい光で広く照らしてくれるので道も把握しやすい。かなり役に立ちました。

懐中電灯

自転車の補助ライトとして購入した懐中電灯。かなり明るい。

ヘッドライトの補助用として使用。

懐中電灯にはWiiリモコン用のストラップを付けて、リュックの肩ベルトのリングに固定していつでも使えるようにぶら下げました。両手が使えるのは重要。

有ったほうがいもの。地元民限定?

温かいお茶やお湯を入れた水筒。

水筒があると体も温まる
水筒があると体も温まる

展望台にずっといると温かい飲み物欲しくなるんですね。そんな時に水筒があればいいなあって。中にはお湯を入れてカップ麺など食べてる人もいました。

弥山の展望台は下記現金なので登山用のガスバーナーなどは使用できません。

ただ、これは地元民限定になりますね。遠くから数日掛けて向かう旅行者は使えない方法です。

初日の出の弥山登山は防寒対策と懐中電灯を忘れずに

山に登ってるときより展望台で初日の出の待機している時間帯のほうが寒かったです。インナーやマフラー手袋のおかげで少し冷える感じだったので、防寒対策は必要です。

夜間の登山になるのでヘッドライトも忘れずに。

スマートフォンのライトで登ってる人もちらほら見かけましたけど懐中電灯無しでよく登れるなあと思います。遭難したらどうしようって。

まあ、でも懐中電灯有っても1度は日中に登っておいたほうが良いと思います。道を完全に把握するわけではありませんが、感覚で距離や道が分かったりするので。

厳島神社の鳥居
厳島神社の鳥居

下山して戻ってきたら干潮で潮が引いて鳥居の近くまで歩けるようになっていました。珍しいそうです。

やっぱり厳島神社の初詣は混んでる

厳島神社に初詣する行列
厳島神社に初詣する行列。12時25分
厳島神社に初詣する行列
厳島神社に初詣する行列。12時40分

フェリー乗り場から厳島神社へ続く道の鳥居が見える、ちょうど写真の屋台が出てるこの場所まで参拝の行列が続いていました。

弥山に登山するときはまだ夜明け前だったので、ほとんど人が居なかったのですが、日中にあると凄い人になりますね。

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