僕が普通に写真を撮るとただ観光地に行ってきたような建物だけ写ってる記念写真のようになりますが、Twitter見てるとみなさん凄いですわ。拙者のボケ具合とか明るい夜景とか。
普段使ってるデジカメは2万円以下のエントリーモデルのコンデジで(これしか持ってない)、いつも「プログラムモードや絞り優先モード」などで撮ってるから気付かなかったんだけど他の撮影モードを色々試してたら面白い写真が撮れたりと「おぅこれ結構綺麗に写ってるやん」て……
撮影モードを工夫するのも一つの手だなぁと実感したわけですよ。
多様な撮影モードが用意されてるカメラもある
僕の使ってるデジカメはCanonの「PowerShot SX150IS」でマニュアルフォーカスが付いててバッテリーが乾電池とお手頃なカメラです。購入時の値段は15000円。
でいつもは「P・Av・Tv・M」モードを使って写真を撮っていて、このカメラはシーンごとに合った撮影モードが用意されているので意図的に使ってみると色が鮮やかになったり一風変わった写真になります。
大抵のカメラにはダイヤルが付いてるので、ここを回して撮影モードを変えることができますね。
ホワイトバランスを変えると空や海が鮮やかに写る
どのデジカメにも付いてる「ホワイトバラス」を変えるだけでもいつもと違った写真が撮れます。
いつもホワイトバランスは暖色系に写る「晴天・蛍光灯」や天候に合わせたタイプを使っているのだけど、意図的に「電球」に変更して撮影してみると発色に違和感が出るけど海や空が鮮やかになって、これはこれでいい感じになる。
まずは普通にホワイトバランスを「蛍光灯Hi」で撮った写真。「晴天」より赤みが強く写るので設定してますが普通に平凡な写真になりますね。
次にホワイトバラスを「電球」に変えて撮ってみた。
青みがかって海や空が強調された感じになった。山や建物などの発色に違和感があるけど、これはこれで上の写真と違っていい感じですね。
極彩色モードはレタッチソフトで修正したかのように発色が濃くなって鮮やかになる
「PowerShot SX150IS」に付いてる極彩色モードはフォトショップなどのレタッチソフトで修正したように色が濃くなるモードです。
普通に絞り優先モードで撮ると霞んでて味気ない写真だけど
極彩色モードだと、ちょっと発色がきついですが木々の葉っぱや海の色なども濃くなって見た目が変わりますね。奥の煙突が見える辺りの建物は発電所ですが赤いラインも若干濃く写ってて、ホワイトバランスを「電球」にするのとはまた違う感じです。
全体が鮮やかに撮れるので同じアングルの写真でも、雰囲気がこれほど違います。
ジオラマ風はどんな写真でもミニチュアっぽくなってどれも面白い写真が撮れますね
まずは普通に「絞り優先」で撮影。山の高台から住宅街を撮った何の変哲もない普通の写真。
これを「ジオラマ風」で撮ると模型のようなミニチュアっぽく写るので、さっきまでとは全然違う。
周りのボケ具合が良い感じで本物そっくりなミニチュアに見える(本物なんですけどね)。
スカイツリーや展望台などの高い場所から下の街並みを「ジオラマ風」で撮ると面白い写真が撮れるので、似たような機能があるカメラなら使ってみるのをおススメしますよ。
トイカメラ風で撮るとホラー映画のワンシーンのような一風変わった写真になる
昔あった「リング」とかの日本のホラー映画って、日中の山中の草むらとかのシーンでもどことなく暗くなってる感じがありますよね、被写体にもよりますが「トイカメラ風」であんな雰囲気の写真が撮れます。
比較する写真はありませんが、中心から外側が暗くまるでレンズの縁が影になって写っていて、日本のホラー映画に出てきそうな暗い写真になります。
こっちは公園の遊具。先ほどの写真より明るいけど何か出てきそうな雰囲気がありますね。
撮影シーンごとのモードは便利だけど露出補正以外は全て自動になる
こういった撮影シーンごとのモードで写真を撮ると素人っぽくならないし便利なんだけど、例えば夜景を三脚を使って撮りたいときはマニュアルで設定したくても「ISO感度やシャッター速度に絞り値」は自動になるので不便になりますね。
カメラによって制限が違うだろうけど、「PowerShot SX150IS」の場合は露出補正とフォーカス(マクロ・通常・マニュアル)しか設定できませんでした。
とにかく簡単に素人っぽくない写真を撮るのにおススメなモード
一眼レフや高級コンデジを持ってなくてもカメラに色々な撮影モードが付いてたら、使ってみると素人っぽくない写真が撮れることもあるので試す価値は大ありですね。
今はメモリーカードも大容量なので1枚のカードで数百枚以上の写真が保存できるので、撮影シーンに関係なく色々なモードを使うと今まで知らなかった発見ができるかもしれませんよ。