リアディレイラーを取り付けます。
取り付けはディレイラーハンガーに1ヵ所ボルトで締めるだけなので簡単ですが、Bテンションボルトの位置に注意する必要があります。
使用工具
- 六角レンチ(5mm)
他の作業も同時進行で行っているので時系列におかしい場合があります。ご了承ください。
素人による見解なので、記載内容に間違いがある場合があります。プロによるメンテナンス法ではありません。自転車メンテナンスはショップに任せるか自己責任でお願いします。
リアディレイラー取り付け。Bテンションボルトの位置に注意
値段があまり変わらなかったので、AltusRD-M310からAcera RD-M360に変更しました。
どちらも7速、8速対応で仕様も同等なのですが、1ランク上のグレードのAceraで変速精度が良くなりそうな期待感から購入。
Bテンションボルトに青緑色の塗料が付いていますが、多分ネジの緩み防止のネジロックでしょうか。
ディレイラーハンガーにリアディレイラーを装着します。
ディレイラーハンガーの大きいネジ穴にリアディレイラーを取り付ける。
写真のように、Bテンションボルトがディレイラーハンガーのツメか浮いていると、よくありませんが、チェーン未装着だとリアディレイラーは自由に動くので気にしなくても大丈夫です。
本来なら、Bテンションボルトがディレイラーハンガーのツメに当たってないと駄目ですが、チェーン装着後のテンションで当たるようになります。
問題なのは、Bテンションボルトとディレイラーハンガーが重なってリアディレイラーが取り付けられていることだと思います。
取付完了です。
Bテンションボルトを回すことで、スプロケットとプーリーの距離を調整できます。ただ、この調整はチェーンを装着しないと行うことが出来ません。
この状態でBテンションボルトを緩めたりプーリーをさらに上方向へ動かすと、Bテンションボルトがディレイラーハンガーのツメから浮いた状態なります。多分正常。
リアディレイラーの調整はチェーンとワイヤー取り付ける時に行います。
余談、Bテンションボルトとチェーン装着後の張りについて
リアディレイラーを取り付けた状態でも自由に動きます。
緑の矢印方向へプーリーを動かすと本体も動きBテンションボルトも一緒に動く。
赤い矢印方向にプーリーを動かすとBテンションボルトがディレイラーハンガーに当たりプーリが下方向へ動きますが、リアディレイラーの固定ボルト付近にバネが入っていいるので、プーリーが外側に動こうと反発します。
チェーンを張っても、このバネが関係して適度にテンションを保っています(厳密にはチェーンの長さも関係してきますが)。
なので、ディレイラー取り付けた状態で、Bテンションボルトが浮いても問題ないです。
チェーンを取り付けた状態でBテンションボルトがディレイラーハンガーから浮いてる場合はチェーンが長すぎるかリアディレイラーの取り付けがよくないと思います。