デジイチ修理で破損したコネクタの代用品注文しました

流星群撮ろうと持ち出した一眼レフ（ペンタックス K10D）を誤って落下してSDカード読み込む不良になり基板間を接続するコネクタ破損してから1ヵ月半ほど経ちました。

以前、破損したコネクタや基板の寸法を測っていたので、それを参考に代用できる「基板to基板コネクタ（BtoBコネクタ）」をDigikeyで探してました。

DigiKeyは海外通販で日本にも代理店があるのですが、送料が高いので提携しているマルツで注文しました。

BtoBコネクタのハンダ付けに必要な道具も一緒に購入して送料を浮かします。

一眼レフK10DのSDスロット基板のBtoBコネクタをDigiKeyで探した

0.4mmピッチ、１４ピン。この条件でDigiKeyで探して出てきたBtoBコネクタはパナソニックの「P4、A4S、F4S」が候補に挙がった。

候補のコネクタの最小注文数

P4のソケットがリール販売なので3000個からの注文。単価は78.95円（2019/9/30）なのですが、3千個もいらないですしお金もありません。

しかもP4はメーカーも生産終了してるようで、DigiKeyもソケット側は「非在庫保有商品」となっていて購入できるか分からない。

なので、この候補の中で幅があるF4Sにしようと思ったんですよ。

パナソニックのF4Sデータシート見るとね、ソケットの縦幅が足含めて3.6mmです。それで、コネクタソケット側の基板のランド幅が約3.5mm。

定規のメモリが0.5mm間隔なんですけど、ギリ幅が足りるか分からないです。

それで、P4のデータシートも確認。

本体の縦幅4.1mm、足含めた縦幅5.1mmで、サイズが近そうです。ただDigiKeyで14ピンがリールでのみの販売。次にピン数の20ピンはカット売り（バラ売り）である。

ここで、少し考えて迷いました。

「若干小さいF4S」にするか、「P4コネクタ20ピン」にするか・・・

サイズが小さく物理的にハンダ付けできなかったこと考えると怖いので、不要なピン増えるけど、ハンダ付けできる可能性が高い「P4 20ピン」コネクタにしました。

P4コネクタの20ピンの横幅は14ピンと比べてサイズが大きいですが、他の部品との干渉はしなさそうです。

ただ、0.4mmピッチの表面実装は未経験なので、少しでもハンダ付け失敗するリスクを減らすためにもハンダ付けの道具も揃えました。

表面実装のハンダ付けに参考になりそうな動画がYouTubeにあったので紹介します。

この動画0.5mmピッチのハンダ付けですが、ハンダ付けしてる様子だと隣り合う足（ランド）にコテ先が触れていてもハンダがブリッジしていないんですよね。

どうやら、フラックスを使うとブリッジしにくいようなので、こちらの動画参考に色々とハンダ付けに便利な道具も揃えることにしました。

さすがに、0.6mm鉛フリーハンダと温調はんだこてのFX600+標準コテ先だと厳しいかなって。

基板間コネクタ含めた注文した品物です。

マルツで注文

コネクタは予備含めて各2個づつ。

Amazonで注文

細かい作業になるので拡大鏡とマスキングテーもを購入。

3Mの耐熱性クレープマスキングテープ購入しようとしたんだけどね、どうもAmazonの産業・研究開発用カテゴリーに入っていて、このカテゴリーは個人で購入できないみたいなんで、一般的なマスキングテープに・・・

18mm幅だと大きいので最小幅の6mmに。てかなんで20巻パックしかないのよ。そんなに使いませんよ。

中古（ヤフオク）で購入したデジイチ、十数年前の発売なんで、とっくに生産完了しているのだろうしといってもカメラを分解するのに抵抗あったのですが、破損個所がコネクタだと分ったんでね、修理できそうな気がするんですよ。

コネクタ交換すれば動くだろうと。

ただ、他のヵ所テスターで調べたわけではなく、分解してみたら「あっコネクタ破損してる」って目視なんでコネクタ以外の故障個所あるかも実際に修理してみないと分かりません。

マルツで注文したDigiKeyの基板間コネクタの納期が5日なんで部品が届くのは1週間後ぐらいになりそうなですが、とにかく不安だー。