アニメ1クール2クールをBD・DVD1枚の収めるビットレートの話 | なんかいろいろ備忘録

アニメ1クール2クールをBD・DVD1枚の収めるビットレートの話

PC

普段HDDレコで録って見てるアニメはパソコンでエンコードしてBD・DVD化にオーサリングしているのですが、1枚に1クールや2クールに収める容量超えて再エンコードになることもあるので、普段使ってるビットレートの設定をパソコン初期化した時の為にメモとして残しておきます。

ソフトは

  • 編集・エンコード「TMPGEnc Video Mastering Works 5」
  • オーサリング「TMPGEnc Authoring Works 6」

を使ってます。

エンコードする動画の時間27~28分ほど。アニメ前後のCMをカットして中CMは残しておきたいのとカットが面倒なのでそのままにてこの時間です。なので、ビットレートは1クールなら13話28分、2クールならで26話28分調整してます。

エンコードは基本的にDVD・BDプレーヤーで再生できる規格です。

スポンサーリンク

BD・DVD最大容量の目安(1層)

BDとDVD容量ギリギリまで入れたいので、基本はTMPGEnc Authoring Works 6で収まるの容量の目安です(メニュー無し)。ソフトによって容量の上限は変わってきますが、上記ソフトでこのぐらいに収めておけば、まあ大丈夫かなと思う容量です。

2層のBDとDVDディスクは高いので1層での目安。

BD:21.0GB(21000MB)
DVD:4300MB

※1GB=1000MBで計算してます。

BD用のエンコードはまだ経験が浅いので余裕持った容量です。DVDは「Ulead DVD Movie Writer 6」で焼いてた時の名残でこの容量。

アニメの話数についてですが、BDで13話,26話、DVDで13話になるようにしてます。DVDで26話だと画質が耐えられないので、その場合はBD1枚にするかDVD2枚に分割してます。

1クール・2クールの1話に使える容量目安

単純に上記容量を分割するだけです。端数切り捨てなのでかなり余裕持たせてます。

DVD(1クール)

  • 330MB(DVD形式)
  • 316MB(AVCHD形式)

普段はパソコンのBD・DVD再生プレーヤーで見てるので、どの形式でも問題ないですが、たまにテレビで見たい時など一般的なDVDプレーヤーしか持っていないので、日常系などあまり画質に拘らないアニメはDVD形式で焼いてます。

ちょっと画質に拘りたい時はAVCHD形式。AVCHDをTMPGEnc Authoring Works 6でDVDに焼く時は4300MB(1話330MB)にすると何故か容量オーバーになるので、少し少なめの容量になってます。最近のアニメだと「ゆるキャン」とか子の設定にしてます。

AVCHDの解像度は画質(ブロックノイズ)優先で1440×1080にしてます。

BD(1クール)

  • 1690MB(AVCHD形式)

とにかく画質優先で残したい時。昨年秋アニメだと「キノの旅」や「少女終末旅行」なんかそうですね。

BD使い始めた最初はMPEG2のフルHDにしてましたが、1枚に6,7話だったので最近は枚数節約で使わなくなりました。

BD(2クール)

  • 807MB(AVCHD形式)

2クール作品の時はほぼこれです。基本的にフルHDですが、再放送で放送当時SD画質のアプコンだとSD画質の解像度でエンコードすることもあります。

今BS11でやってる「.hack//SIGN」 はSD画質でBD1枚に入れてますね(25話で収まるようにビットレートを調整してますが)。

スポンサーリンク

1クール・2クールのビットレート目安

1話28分を1クールなら13話、2クールなら26話でTMPGEnc Video Mastering Works 5を使って調整してます。出力後の容量は「オーサリング時のサイズ(出ない場合は予想出力ファイルサイズ)」を参考。

同じビットレートならAVCHD(MP4)やMPEG2による容量の違いはありません。画質(HDかSD)やプレーヤータイプによってMP4やMPEG2を使い分けてます。

エンコードは2パスのVBRなので、平均ビットレートを記載してます(ビットレート数値は「映像+音声」)。

DVD(1クール)

  • 1350kbps+192kbps(DVD形式)
  • 1242.917kbps+192kbps(AVCHD形式)

DVD形式で13話だとかなり画質が落ちるので、標準のMPEG2形式より画質が良いXDVD形式にしてます。それでも、画質は落ちるのですが標準のMPEG2よりは少しましになります。

AVCHD形式の数値が細かいですが、出力されるファイル容量に合わせていたからだと思います。DVD形式よりビットレートは低いですが、同じビットレートだと何故か容量が多くなるので低くしてますね。

BD(1クール)

  • 7000kbps+384kbps

BD(2クール)

  • 3500kbps+192kbps

1話28分のBD(2クール)は余りやらないので設定してるビットレート(3600kbsp+256kbps)を確認したら、1枚の容量超えてましたので、再度調整したら上記のビットレートで良さそうでした。若干音質重視なら容量は小さくなりますが「3400kbps+256kbps」ですね。

ごく稀に初回1時間スペシャルで13話アニメ(実質14話)もあるので、その場合はBD(1クール)のビットレート設定をベースに微調整してます。

途中で容量余りに気付いたら最終話の2,3話前から調整

27分12話だったり、28分12話だったりすると、調整なしだとDVDで全話で4GB未満になったりBDで18GB弱になったりします。その時は、最終回~2,3話前でビットレート調整です。

「TMPGEnc Video Mastering Works 5」だと複数ファイルのエンコードで合計の出力容量が表示されるので、それを目安にして全話でBD・DVDの容量超えないようにします。ただ、ディスクに焼くときに若干の容量オーバーになるのが怖いので(4480MBとかたまにやらかす)、少し小さめにしてますね。

まあ、それでも27分12話の場合だと2倍近くビットレート上げる事も出来てしまいますが。

スポンサーリンク

まとめ

かなり余裕を持って28分13話のビットレートにしていますが、ほとんどのアニメが27分12話(または13話)、28分(12話)なので、この方法だと、最後のビットレート調整で最終回は画質が良くなったりしますね。

ソフトやエンコードのファイル形式でディスク1枚の容量に収まるサイズは違ってくるので、1つの目安として参考にしてください。

タイトルとURLをコピーしました