15年ほど前にBTOショップで購入したCore 2 Quadのパソコン、Windows Vista+Ubuntu22.04のデュアルブートで使っているのですが、数ヵ月前まで使用していたグラフィックボードRADEON HD7770が画面出力されなくなり、以前から似たような症状後あってだましだましで使ってきたのですが今回は復活する兆しがない。
Windows Vistaはとうの昔にサポートが終了しているのでオフラインでビデオキャプチャのみ使っていて、ネット繋いだりSteamで購入したゲームを遊ぶときはUbuntuを使っています。
ダメになったグラボですが映像の出力が出来てないだけでOSの起動音は流れるので、映像の出力が出来てないだけみたいです。
グラボは何度か買い替えていて、BTOショップで購入したときのグラボRADEON HD4650が残ってたので差し替えて画面が出力されたので、とりあえずHD4650使うことに。
しかし、Ubuntuでゲーム「Euro Truck Simulator2」をプレイするもののfpsが1桁台に落ちることもあり、とてもゲームが出来たもんじゃないのでグラボを探すことに…
通販サイトやフリマアプリでグラボ探していましたが「じゃんぱら」通販で中古品を購入しました。注文システムが他と比べて変わっていましたが梱包が丁寧な印象です。
グラボはGeforceのGTX750Tiを選択
グラボは「HD4650>HD5670>HD7770」とAMD(ATI)のRADEONを使ってきたので、気分を変えてNVIDIAのGeforceから選ぶことに。
グラボはWindows Vistaドライバ対応の物から選ぶ
オフラインでVista使うにしてもドライバ入れないで使うと、HD7770の経験からフルHD解像度の表示も難しそうなのでVistaのドライバに対応したグラボを選びます。
Geforceに絞って調べたらGT730やGTX750などの700シリーズ、GTX960などの900シリーズはVistaのドライバがありますが、GTX1050の1000シリーズやGTX1650の1600シリーズはWindows7以降でVistaのドライバがありませんでした。
Ubuntuは、1000シリーズや1600シリーズもLinuxのドライバがあるので使えるもよう。
HD7770で補助電源も煩わしいと感じていたので、Vistaで動いて補助電源なし、新品中古問わず1万円以内でGeforceを探すと、候補にGT710やGT730、GTX750(Ti)が出てきました。
中古のGTX750Tiを選定
最初は新品で探していました、2023年4月時点の入手性からGT710やGT730になるのですが相場はGT730で6千円~8千円前後。性能比較で調べてるとHD4650より性能は上なもののHD7770には及ばないようです。
GTX750Tiは中古で5千円~7千円ぐらい。
GTX750Tiの発売は2014年ごろ、HD7770は2012年ごろなので2年ほど新しい世代です。
GTX750TiとHD7770の比較は4gamerのGTX750Tiレビュー記事にありました。
世代が違うからかどのベンチスコアもHD7770より高評価。
ゲームはたしなむ程度しか遊びませんが、HD4650でETS2がプレイできるレベルではないので、この程度の性能は欲しいところです。
また、HD4650はファンの回転が弱く止まることもあるので、ファンの電源ケーブルを抜いた状態でしようしてましたが、ゲームしてないアイドル状態でもヒートシンクに手を触れると火傷しそうなぐらい熱かったので、ゲームは出来たもんじゃなかったですね。
新品のGT730が品質として安心できそうですが、性能がHD7770より劣っていることを考えると、軽くでも遊べる性能のグラボが欲しいと思い、中古のGTX750Tiから探すことにしました。
GTX750Tiをじゃんぱらで購入
フリマアプリや中古PCパーツを扱ってるパソコンショップの通販から、GTX750Tiの数が多く4980円で売ってる「じゃんぱら」から買いました。
OC版モデルもあったのですが、通常版のアイオーデータ―製です。商品状態の写真やコメントからホコリや傷が少なそうで綺麗だったから(DVI端子付きも)。
なお、保証期間は1週間ありました。
じゃんぱらの注文システムは変わっているが安心できる
じゃんぱらの通販で売ってる商品は、実際にリアル店舗でも販売されているようで他の通販と違い初めて体験する注文システムでした。
- カートに入れるとその商品にロックが掛かり他の人がカートに入れることが出来ない(1台限りの商品)
- 注文は「仮注文」となりお店が取り置きする
- 本注文で決済するとお店から発送される
商品をカートに入れると、その商品は「商談中」とカートのボタンがロックされ他の人が注文できないようになります。カートに入れてからブラウザを閉じるか1時間経過すると商品はカートから戻されるようなので、購入するにはカートに入れて1時間以内に注文をしなければいけません。
注文すると「仮注文」となり取り扱ってる店舗で確認して取り置きします。
支払方法はクレジットカードを選んだのですが、まだカード番号入力が無く決済されません。
注文した時間帯が夜でお店の営業時間を過ぎていたので翌日の午前中にお店から取り置きしたとのメールが届きました。
詳細な内容は「じゃんぱら」マイページから行く連絡掲示板で確認ができます。今回は利用してませんが、連絡掲示板からショップに問い合わせることも出来ます。
仮注文の期限は翌日の閉店時間まで。それまでに本注文をしてクレジットカードなら決済する必要があります。
ショップが決済確認したら発送されて届きます。
中古GTX750Tiを開封
届いて第一印象は梱包が丁寧でした。プチプチが巻かれた化粧箱にさらに紙で包んでいます。底面も2重3重と紙が敷かれていて、発泡スチロール等は使用してませんが梱包はしっかりしてました。
個人取引にない安心感があります。
箱から取り出すと商品ページで見た通りホコリもなく状態が良さそうです。
ボード裏面やブラケットも綺麗。
数か月前まで使用していたSAPPHIREのHD7770と並べるとボードの長さはほぼ同じ。
HD7770がダメになってから使ってた元々の構成のHD4650。
GTX750Tiでベンチマーク走らせた
Windows Vistaでいくつかのベンチマークを動かしました。
- ゆめりあベンチ(1280×960 最高)
- タイムリープブートベンチ
- FINAL FANTASY XI for Windows オフィシャルベンチマークソフト Vana’dil Bench3(High)
- FINAL FANTASY XIV OFFICIAL BENCHMARK(High) ※旧版
ベンチマークの実行環境がWindows Vistaなので、FF14は一番最初に公開されたベンチです。FF14の初代ベンチは今は公式からダウンロードできないようですが持ってました。
また、Ubuntu+GTX750Tiで普段遊んでるDiRT3とGRID2のベンチマークも動かしてみた。
ベンチマークスコアは厳密にハードウェアの性能を比較しているわけではなく、参考程度のお遊びで行っています。
ゆめりあベンチ
昔の2ch(5ch)から話題になってるベンチマーク。
HD7770の時は旧2chにあったバッチを当てて高解像度で走らせていましたが、今回グラボ買うにあたり動かしたHD4650とGTX750Tiは黒翼猫氏の「ゆめりあベンチ改造ランチャー」を使用した。
ゆめりあベンチ改造ランチャーは任意に解像度を指定できる便利なランチャーだ。
HD7770とGTX750Tiは「1280×960 最高」で動かしていますがHD4650は「1024×768 最高」で動かしてます。グラボ差し替えてドライバも入れなおすの面倒なのでそのまま。
- HD4650:17884 (1024×768)
- GTX750Ti:99628(1280×960)
HD4650は解像度が違いますが、GTX750Tiは10万届きそうなスコアです。HD7770はGTX750Tiと同じ設定で82062だったので、性能はGTX750Tiの方が上ですね。
タイムリープブートベンチ
ニコニコ動画で一時期話題になった?萌え系ベンチマーク。
元は18禁ゲームのベンチマークですが、当時としては3D性能の要求が高く重かったらしい。
設定は1280×960フルスクリーンにしている。
環境設定のライトは「逆光」と「順光」はHD4650とGTX750Tiで設定変わってるかもしれないです。
- HD4650:19fps
- GTX750Ti:106fps
GTX750Tiは解像度落としたり効果もオフにしたり設定変えて動かしましたが、110FPS前後であまり変わらなくてリミット掛かってる感じ。
ちなみに、2023年4月現在タイムリープは公式サイトがまだ残っているもののベンチマークのファイルが保管されてるアップローダーはリンク切れや閉鎖で、公式からはダウンロードできなくなっている。
タイムリープのベンチマークはDMM(FANZA)のDL販売のページから体験版をダウンロードするとベンチマークも付いてきます。2023/4/18確認。
また、タイムリープの続編「タイムリープぱらだいす」もベンチマークが出ていますが、こちらも公式から貼られてるリンク先のアップローダーからダウンロードできないので、手持ちもなく動かせない。
体験版も探しましたが配布してるサイトがないもよう。
FF11
こちらも昔の定番だったベンチマーク。とりあえず設定「HIGH」で動かしてみた。
- HD4650:3539
- GTX750Ti:6581
HD4650でも意外といける?
FF14(旧)
FF14の初代ベンチマーク。ローカルドライブにファイルが残っていたので実行してみた。多分、最新のFF14ベンチマークだとVistaは動かないと思うので。
設定はフルHDのHIGH。
- HD4650:451
- GTX750Ti:3923
GTX750Tiはそこそこ。HD4650、Lowでも1000未満でゲームできません。
DiRT3(おまけ)
UbuntuでSteam版のDiRT3が動かせるのでGTX750Tiでベンチマーク動かしてみた。元々、輸入盤パッケージを購入していましたが、Steamにシリアルコード入力したらソフトが登録できたのでUbuntuでも互換モードで遊べる。
設定は1920×1080のプリセット「ULTRA」と「MEDIUM」。
- 平均:43.16fps
- 最低:37.76fps
続いてMEDIUMのベンチ
- 平均:76.69fps
- 最低:56.54fps
いい感じにfps出てます。
余談、HD7770との比較はありませんが、あっちはLOWにしないと厳しい感じだったと思うのでGTX750Tiは余裕があります。まあ、HD7770のUbuntuドライバが有効になっていたか実感がないのですが…
GRID2(おまけ)
DiRT3と同じくUbuntuのSteam版。こちらも輸入品のパッケージ版を購入したのですが、Steamに登録出来て日本語版として遊べる。
設定は1920×1080のプリセット「ULTRA」と「MEDIUM」。
- 平均 46.62fps
- 最低:29.27fps
- 最大:60.21fps
まずまずのスコア。
ただ、映像に引っ掛かりで一瞬止まるのが2回発生。これは中華の激安SSD使っているからなのかもしれないですが。
- 平均:82.04fps
- 最低:52.64fps
- 最大:109.00fps
映像の引っ掛かりは無し。ハイエンドモデルのグラボから見ると大したことないかもしれないですが、これぐらいサクサク動いてくれるのは嬉しい。
余談、UbuntuのSteamだとHD7770とHD4650で動かなかったGRID2がGTX750Tiで快適に動いている。メモリ容量も含めて性能アップしてる効果が出たのかもしれない。
Ubuntu+GTX750TiでETS2をプレイ
ベンチマークはありませんが、フルHD(1920×1080)で画質設定はミディアム、プレイ中は画面右上にFPS表示させてるのでそ確認した時の数値を感覚的に。
普通にヨーロッパマップ
高速道路など郊外は40~60fps程度は出ます。市街地に入ると30~40fpsぐらいに落ちますが、ETS2はfpsを求めるゲームではないと思うので、30fps前後出てればプレイに支障はないような気がします。
画質設定をハイやウルトラににするとfpsは少し落ちますがカクカクすることないのでプレイは出来るんですが、時々カクっとプチフリみたいなのが起きる。これも激安中華SSDの影響かもしれないですが…
欧州マップは普通にプレイを出来ていましたが、Project Japan MODになると重く、神戸とか市街地はカクつく感じがあります。解像度と画質設定を落として何とかプレイ出来そうなレベル。
ただ、UbuntuでProject Japan MODをプレイすると歩道や交差点などの線画が真っ黒になり、有志が作ったOpenCL関連のMODを入れてみましたが効果なく真っ黒なまま。解決用のmodらしいのですが、うちの環境が悪いのかもしれない。
まあでも、欧州マップはフルHDのミディアムでプレイできるようになったのは、かなりの収穫。GPU買ってよかったです。
ベンチスコアまとめ
ベンチソフト | GTX750Ti | HD4650 | HD7770 |
---|---|---|---|
ゆめりあ | 99628 | ※17884 | 82062 |
タイムリープ | 106fps | 19fps | – |
FF11 | 6581 | 3539 | – |
FF14(旧) | 3923 | 451 | – |
DiRT3(MEDIUM) | 76.69fps | – | – |
DiRT3(ULTRA) | 43.16fps | – | – |
GRID2(MEDIUM) | 82.04fps | – | – |
GRID2(ULTRA) | 46.62fps | – | – |
HD4650のゆめりあベンチは1024×768最高、それ以外は1280×960最高。
DiRT3とGRID2は平均fps。
HD7770は完全に壊れる前に「ゆめりあベンチ」を書いた記事にスコア書いてたので、そこからの数字。
UbuntuでSteamゲームはGTX750Tiのドライバ入れているので高画質設定でもヌルヌル動く。
HD7770にもUbuntuのドライバは入れていたんですが、解像度や画質上げてカクカクなのは変わらなのでドライバが有効になってるのかは実感はありませんでした。
GTX750Tiはドライバの機能が有効になってるのが実感できます。度のゲームもHD7770と比べるとサクサク動きます。
DiRT3のベンチマーク実行中も負荷90%前後とGPU動いてますね。
中古5千円前後で手に入るGTX750Tiは値段と性能、補助電源不要なボードではバランスがいいのかもしれない(あくまでVistaで動かすとして)。
TVMW5でCUDAはなぜか使用できない
動画編集ソフトのTMPGEnc Video Mastering Works 5、NVIDIAのグラフィックボードを使用してるとGPU支援のエンコードが出来るらしいのですが、自分の環境だと有効にしてもGPU使ってくれませんね。
340.52 WHQL以降のドライバには対応してないらしいので、337.88のドライバを入れてTVMW5の設定項目のCUDAを有効にしてH.264エンコード設定も「CUDA」にしても、エンコード時のCUDA0%でCPU100%となります。
フィルターやデコードだとCUDAの%値が上がるのでGPUの支援は受けらられてるようですが、エンコードで有効にならない原因は分からず…
エンコードの時間短縮になると少しだけ期待してたんですけどね、結局Vista対応の最新ドライバの365.19にしました。
ドライバ365.19だとTVMW5の設定でCUDA有効にしてもh.264エンコードでCUDAの選択がありません。
じゃんぱら通販利用時の注意点
今回初めて「じゃんぱら」通販を利用して個人的に気になった注意点について書いていきます。
商品をカートに入れて1時間以内に注文する
在庫1台限りの商品をカートに入れるとその商品のカートがロックされ他の人が買えないようになります。そのため、ブラウザを閉じたり1時間以内に注文しないとカートから取り出されるので注意しましょう。
じゃんぱら通販の商品は実店舗の在庫と連動している
じゃんぱら通販で扱ってる商品は実店舗の在庫と連動してるので仮注文のタイミングによっては売り切れになる場合があります。
仮注文から本注文までは実店舗の翌営業日の閉店までに決済する(クレカ)
仮注文時にクレカの番号を入力する必要はありませんが、お店から取り置き状態になると翌営業日の閉店時間までにクレジットカードの番号を入力して決済を完了させないといけないです。
期限までに本注文できない場合は注文キャンセルになるので、期限内の決済が難しそうならマイページから注文した商品の連絡掲示板に行きショップに問い合わせるといいかもしれません。
ちなみに、VISAデビットも使えます。仮注文時に番号を入力しないシステムなので、二重決済の心配もないようです。
送料はお店ごと、クーポンは商品1点のみ
じゃんぱら通販の商品は実店舗でも販売されてて購入した商品は実店舗から発送されるので、別店舗で複数注文した場合送料は店舗ごとに発生します。
また、クーポンがある場合は商品1点のみに使えるのでで注意が必要です。
今回、新規会員登録で500円クーポンを貰いましたが、5千円以上からで購入したグラボが4980円と20円足りず、他の商品を購入して合わせようとも思いましたが、それもできず…
こんなところでしょうか。
じゃんぱらの注文システム初めての経験だったのですが、商品をカートに入れて注文手続きをしてる間に購入される心配がないので、中古は1台限りが多いので確実に手に入りそうな安心感がありますね。
他の通販サイトより安くグラボ購入出来ましたが、発送までの進捗もこまめに報告してくれて梱包も丁寧だったので安心して買い物が出来ました。