外出時や災害時に役に立つ携帯充電器(モバイルバッテリー)でおすすめしたいのが、Ankerのモバイルバッテリーです。僕は、2年ほど前に『Astro E5 16000mAh Portable Charger』を購入して使い続けています。
- Astro E5 16000mAh Portable Chargerの使用感
- 携帯充電器Anker(アンカー)とは
- バッテリー容量と充電回数
- スマホ・タブレット2台持ちならこれ!2万[mAh]のAnker PowerCore 20100
- スマホ同時2台充電できる!Anker PowerCore 13000
- タブレット充電におすすめ!Anker PowerCore 10000
- QC対応スマホお持ちならこれ!Anker PowerCore Speed 10000 QC
- 電源プラグ一体型でライトユーザーはこれ!Anker PowerCore Fusion 5000
- スマホ女子ならこれ!スティックタイプでかさばらないAnker PowerCore 5000
- 携帯充電器に忘れちゃいけないのがUSB充電器と急速充電に対応したUSBケーブル
- まとめ
Astro E5 16000mAh Portable Chargerの使用感
初めに、僕の使っているAnker Astro E5の使用感をレポしたいと思います。
Anker Astro E5は、容量16,000mAhで最大3Aの急速充電が可能なモバイルバッテリーです。
大容量なので満充電で、
- iPhone5s:7回
- iPad mini2:1.75回
- Galaxy S5:4.0回
回数の充電ができます。
Anker Astro E5のいいところは、大容量で充電が速いってことです。容量が16,000mAhあるので、僕のスマートフォンドコモF-02Gを3,4回フル充電ができます。
また、最大3Aの急速充電で位置アプリのハイタッチドライブ使用中でも充電が追い付いてフル充電ができるのも特徴です。今までは、2A出力の10,000mAhのモバイルバッテリーで充電していましたが充電が追い付かずバッテリ切れになってましたね。
サイズが5インチスマートフォンより少し大きめなので鞄に入れておく必要があるのと容量が大きい分モバイルバッテリーのフル充電時間が長いですが、USB急速充電器で寝る前に充電しておくとだいたい6時間~8時間で充電できるかと思います。
Anker Astro E5の出力は2ポート、サイドにあるボタンを長押ししてLEDが点灯して簡易懐中電灯にもなる(もう一度長押しで消灯)。
旧製品の使用レポはこれぐらいにして、Ankerの特徴についてみていきます。
携帯充電器Anker(アンカー)とは
AnkerはGoogle出身者が設立した中国企業で、Ankerの主力商品の一つに大容量で急速充電可能な携帯充電器があります。インターネット通販大手のAmazonのモバイルバッテリー部門で大人気のブランドです。
急速充電(充電出力)
Ankerの製品の特徴として急速充電があります。家電量販店でよく見る携帯充電器は充電出力1A~1.5Aがほとんですが、Ankerは充電出力2.4A~3Aと2倍速く急速に充電ができます。また、Anker独自技術PowerIQで充電出力の最適化もされます。
Ankerの製品はスマートフォンと携帯充電器を繋ぐと自動で充電が開始され、充電が完了すると自動で供給が切れます。なので、カバンから充電ケーブルを出してスマートフォンに挿すだけで充電でき、電池残量が100%になると自動で充電が終わるので大変便利です。
大容量
そしてAnkerの製品は、10,000mAhを超える超大容量の製品が多い。一般的に10,000mAhで大容量と言われていますが、Ankerには2倍の20,100mAhの製品もあります。
2年前よりさらに、容量が増えてますね。
そんな、現行製品をみていきたいと思います(2017/5/30現在)。
バッテリー容量と充電回数
数年前のスマートフォンに比べると今の端末のバッテリー容量は大容量になってます。スマホで3000mAh超えるものや、「iPad」や「XPERIA Tablet」などのタブレットになると6000mAhを超えます。ここまで行くと充電に時間がかかるのと従来の携帯充電器だと容量が足りませんね。
そこで、大容量で急速充電のAnkerの携帯充電器で可能な充電回数をみていきます。表の一番下には僕の使ってる「Anker Astro E5 16000」も記載したので参考に。
どの携帯充電器でも変換ロスにより実容量が少なくなります。この表では実容量も記載していますが、Ankerが公表しているスマートフォンの充電回数から実容量を算出してるので誤差がありますが、実容量の目安になれば幸いです。
型番 | バッテリー容量 | 実容量 | 充電回数(回) | 1,000mAhあたりの容量単価 |
---|---|---|---|---|
Anker PowerCore 20100 | 20,100 mAh | 12,134 mAh | iPhone7(6.5) iPhone7 Plus(4.5) iPad Air2(1.5) Galaxy S6(5) Xperia XZ(4.2) | 179.1円 |
Anker PowerCore 13000 | 13,000 mAh | 8,280 mAh | iPhone6s(5) iPad Air2(1) Galaxy S6(3.5) Xperia XZ(2.9) | 215.3円 |
Anker PowerCore 10000 | 10,000 mAh | 6,545 mAh | iPhone6s(4) iPad mini4(1) Galaxy S6(1) Xperia XZ(2.3) | 229.9円 |
Anker PowerCore Speed 10000 QC | 10,000 mAh | 6,411 mAh | iPhone6s(4) Nexus 6P(1.5) Galaxy S7(2) Xperia XZ(2.2) | 299.9円 |
Anker PowerCore Fusion 5000 | 5,000 mAh | 2,949 mAh | iPhone7(1.5) iPhone7 Plus(1) Galaxy S7(1) Xperia XZ(1.0) | 519.8円 |
Anker PowerCore 5000 | 5,000 mAh | 2910 mAh | iPhone6s(2) iPhone6 Plus(1) Galaxy S6(1) Xperia XZ(1.0) | 379.8円 |
Anker Astro E5 16000 | 16,000 mAh | 10,150 mAh | iPhone5s(7) iPad mini2(1.75) Galaxy S5(4.0) Xperia XZ(3.5) | 249.9円 |
※『実容量』はXperia XZを除いた各端末のバッテリー容量と公称値の各端末の充電回数の平均値から算出してます。また、各端末のバッテリー容量は公式スペックやWikipediaなどを参考にしています。
※『充電回数』のXperia XZの充電回数は「実用容量」からXperia XZのバッテリー容量2,900mAhを割った回数になります。
※容量あたりの単価は、Amazonで2017/5/30時点の値段になります(Anker Astro E5 16000は2015/7/24の購入価格から)
では、それぞれの製品の大きさと重さ、USBポートについてみていきます。
スマホ・タブレット2台持ちならこれ!2万[mAh]のAnker PowerCore 20100
サイズ(縦x横x厚さ):約166x58x22mm
重さ:約356g
USBポート:2個
充電出力:最大2.4Ax2ポート
カラー:ブラック/ホワイト
1000mAhあたりの容量単価:179.05円
※容量単価は、Amazonで2017/5/30時点の金額です。
超大容量の20,100mAh
スマホ同時2台充電できる!Anker PowerCore 13000
サイズ(縦x横x厚さ):約97x80x22mm
重さ:約240g
USBポート:2個
充電出力:5V/最大3A
カラー:ブラック/ホワイト
1000mAhあたりの容量単価:215.31円
※容量単価は、Amazonで2017/5/30時点の金額です。
カラーにブラック・ホワイトあり、マット仕上げ
タブレット充電におすすめ!Anker PowerCore 10000
サイズ(縦x横x厚さ):約92x60x22mm
重さ:約180g
USBポート:1個
充電出力:5V最大2.4A
カラー:ブラック/ホワイト
1000mAhあたりの容量単価:229.90円
※容量単価は、Amazonで2017/5/30時点の金額です。
QC対応スマホお持ちならこれ!Anker PowerCore Speed 10000 QC
サイズ(縦x横x厚さ):約100x63x22mm
重さ:約198g
USBポート:2個
充電出力:5V~12V/最大3A(5-8V/3A,8-10V/2.4A,10-12V/2A)
QC3.0(Quick Charge3.0)対応
カラー:ブラック/ホワイト
1000mAhあたりの容量単価:299.90円
※容量単価は、Amazonで2017/5/30時点の金額です。
Quick Chargeは通常充電する電圧(5V)よりも高い電圧(8-12V)で充電することでより急速に充電ができる機能。QC3.0は下位互換でQC2.0以下の端末も対応する。
QC未対応端末でも5V/最大3Aと急速充電可能になってる。
電源プラグ一体型でライトユーザーはこれ!Anker PowerCore Fusion 5000
サイズ(縦x横x厚さ):約72x70x31mm
重さ:約189g
USBポート:2個
充電出力:5V/最大3A
カラー:ブラック
1000mAhあたりの容量単価:519.80円
※容量単価は、Amazonで2017/5/30時点の金額です。
充電入力ケーブル不要の電源プラグ一体型
スマホ女子ならこれ!スティックタイプでかさばらないAnker PowerCore 5000
サイズ(縦x横x厚さ):約108x33x33mm
重さ:約134g
USBポート:1個
充電出力:5V/最大2A
カラー:ブラック/レッド
1000mAhあたりの容量単価:379.80円
※容量単価は、Amazonで2017/5/30時点の金額です。
携帯充電器に忘れちゃいけないのがUSB充電器と急速充電に対応したUSBケーブル
USB充電器
家庭用コンセントからモバイルバッテリーやスマートフォンの充電に欠かせない。急速充電に対応した大出力のUSB充電器だと充電時間が速い。
BUFFALO USB充電器 4ポートタイプ 4.8A出力対応 ホワイト BSMPBAC05WH (対応機種)iPhone7,iPhone7Plus,Nintendo classic mini
掲載している商品をAnker 『PowerPort 2』からBUFFALOの『BSMPBAC05WH 』に差し替えました。
これの旧製品にあたる「BSMPBAC02」を僕は使っています。特にトラブルもなく充電も速いです(最大4.2A)。
2017/5/26に消費者庁から重大事故としてAnkerのUSB充電器『71AN7105』が発火したとの情報がありました。5/26現在、事故原因は調査中とのことです。
また、Amazonレビューにも『71AN7105』が発火の情報があり、『PowerPort 2』でも発火したとのレビューがありました。なので、製品の不具合か使用上の問題かは分かりませんが、掲載しているUSB充電器を差し替えました。
重大事故の情報:消費者庁「消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について」(PDFファイル)
急速充電対応USBケーブル
大容量の携帯充電器(モバイルバッテリー)の充電で注意するのは、パソコンなどに付属してるUSBケーブルを使って充電速度がネックになり時間がかかることです。なので、急速充電に対応したUSBケーブルを使うとよいです。
僕が使ってるオウルテックの『OWL-CBJ15(B)-SP/U2A』です。充電専用ケーブルなのでデータ転送には使えませんが急速充電に対応していています。
Androidのスマートフォンやタブレットの急速充電に対応したマイクロUSBケーブル。(楽天にはありません)
こちらはiPhone・iPad用急速充電ケーブルです。(こちらも楽天にはありません)
まとめ
ヘビーユーザー以外にも、ライトユーザーや災害時の連絡や情報収集に欠かせない携帯充電器のAnkerの製品をまとめました。
あなたのライフスタイルに合った携帯充電器がきっと見つかるかと思います。