東芝のWi-Fi付きSDカード「FlashAir」を購入して数日が経ったので使用感を書いていきます。
楽天で注文して届いた初日に『Wi-Fiに繋がらない』トラブルがありましたが、今は安定してるのでWi-FiやBluetooth機能が無い古いデジカメだとやっぱり良いですね。
デジタル一眼レフで撮った写真をSNSで共有したいじゃない・・・
お気に入りの写真を1枚,2枚選んで直ぐにSNSに投稿出来る気軽さが便利です。
僕は第三世代「W-03」の32GBを購入。説明書が中国語の海外パッケージ版ですがWi-Fiも問題なく使えてます。※海外パッケージ版は国内サポート対象外
デジカメの機種によって使用できない場合があります。詳細は『SDカードの動作確認器(W-03以前は生産終了品から)』でご確認ください。掲載の無い機種でも使える可能性がありますが、そこは自己責任で。
FlashAir SDカードはWi-Fi内蔵でスマホとリンクする
FlashAirのSDカードはWi-Fi内蔵なので、専用アプリでスマートフォンとWi-Fiで繋がってデジカメで撮った写真を共有できます。以前は無線LAN内蔵SDカード「Eye-Fi」なんかもありました。それと同じような機能です。
Wi-FiでスマホとSDカードがリンクするのでデジカメで撮った写真をその場でSNSに投稿して共有することが出来ちゃいます。
FlashAirの使い方は『公式のマニュアルサイト』に詳しく載ってます。
FlashAirのここが便利!その場でSNSに投稿できる
FlashAirの良さは、なんといってもスマホに撮った画像を転送できること。
今まで使ってたデジカメ(今も使ってるデジカメも)Wi-FiやBluetoothなんか付いてないからね、ドライブなどで撮った写真をその場でTwitterに投稿したいなって思うことが有っても自宅に帰ってパソコンの電源ONにするまでは出来なかった。
撮った時のその場の雰囲気とかもコメントで伝えたいと思うことがあるけど、数時間経つと中々難しいのよ~
デジカメのSDカードを「マイクロSD」に変えてスマホのカード入れ変えてた時もあったけど、落としたら無くしそうだしたまにエラーで読めないときもあった。
で、中古だけどデジイチ購入したわけで写真撮ってるとその場でリアルタイムに発信したいなとの気持ちが高ぶったのでFlashAirのSDカード購入してみた。
それから何回か写真撮りに出かけたけど、SDカード差し替えずにスマホに画像送れるから手軽さもあってかなり便利です。
公園に戻ってきて再び pic.twitter.com/AbZVpr2qDP
— コロン@ニート継続中 (@coron_tw) 2018年7月28日
— コロン@ニート継続中 (@coron_tw) 2018年7月29日
先日、花火大会行った時もその場でTwitterに投稿。ただ、画像選んでる最中に次の花火が打ち上がって撮りながらスマホに転送するのが難しかったけど(^^;
でも、以前よりリアルタイムにはなったかなと実感。
FlashAirのここが注意!Wi-Fiの繋がりやすさはやや不安定
やはりWi-Fiの繋がり方にやや不安定があるところ。パソコン環境が必須です。
設定が完了すると安定して繋がるのですが、スマホの専用アプリから初期状態で接続してパスワードを変更したらそれから繋がらなくなった。パソコンに「FlashAir Tool」インストールして初期化して設定したら繋がったけど、記事に書いてるので詳しくはそちらを参考にしてください。
Wi-Fiに繋がるタイミングは、僕のカメラ「PENTAX K10D」だとプレビュー表示してる時だけみたいです。撮った写真記録中の時も繋がりそうだけどほんの数秒だからうまくいかない。
それと、デジカメでフォーマットしてもスマホとWi-Fiで接続できることが分かった。
「W-03」の場合なんだけど、ネットワークの設定にある「カードをフォーマットしても、同じネットワークに設定する。」にチェックして【適応】させるとデジカメでフォーマットしてもWi-Fiが使えました。
SSIDとパスワードを任意に変更して「カードをフォーマットしても、同じネットワークに設定する。」にチェックして適応。
「適応」後にSDカード抜いてデジカメに差し込んでフォーマットしても設定したSSIDとパスワードでスマホから接続が出来ます。最初にパスワードも工場出荷時から変更しておくと他の人にアクセスされる心配もほぼ無いし何度もフォーマットしても変更したパスワードで接続できます。
これで、旅行先でUSBメモリーなどに写真移しても気軽にカメラでフォーマットできますね。
なお、「インターネット同時接続」は初期化すると再設定が必要です。
FlashAirのここも不便。電池の消耗など
- バッテリーの消耗が早い
ネット上のレビューにも書いてあったけど、電池の持ちが少し短くなったように感じます。
正確に数えてないのだけどPENTAX K10Dで800枚撮れていたのが600枚ほどになりました。
今まではカメラを1週間に1日持ち運んでそれ以外は2,3日部屋で数枚の写真を撮る程度。それでもバッテリーの表示はまだ余裕あったのに、FlashAirに変えたらバッテリーの残量表示が半分になりました。
撮影枚数など同じ条件じゃないけどバッテリーの減りは少し早くなったかなと感じます。
- 撮影の残り枚数が急に減る
K10Dでフォーマットした直後だと「RAW+JPEG」の同時記録でFlashAirのSDカード(32GB)で1430枚ほど記録できるのだけど、写真データが入ってる状態で電源を入れるとたまに残り630枚ほどに表示される事がある。
プレビュー表示に変えたりすると元の枚数に戻ります。
- スリープモード?で接続できないことがある
長時間の電源ONで写真撮ってる時にプレビューモードで写真確認してる時にスマホに接続しようとすると「FlashAirが見つかりません」と出て繋がらない事がある。
さっきまで繋がってたのに何で?と不思議に思いましたがSDカードの抜き差しで再び繋がるようになりました。多分FlashAirのスリープモードが働いてるのだと思います。
- 枚数が多いとスマホ転送に失敗するとのレビューも
これはまだ遭遇したことないですが、「全て選択して」スマホに転送するなど枚数が多いと転送に失敗することもあるそうです。
RAWに比べて容量の小さいJPEGを230枚ほど転送しましたが問題なし。スリープモードは初期状態なので5分、転送時間も1枚2,3秒です。
- FlashAir接続中はネットに繋がらない
スマホからFlashAirに接続中はネットに繋がりません。
家で無線LANルーターや外出先でモバイルルーターを使用していて、ネットに繋ぐにはWi-Fi接続を手動で行う必要がります(Androidです。iPhoneは分かりません)。
僕は外出時はスマホをモバイルルーターに繋いでます。なので、ドコモ・au・ソフトバンクなどの「モバイル通信」の場合は条件が違うかもしれないです。
スマホをFlashAirと無線LANルーターやモバイルルーターに同時接続したい場合は、「インターネット同時接続」でSSIDとパスワードを登録すると接続できます(登録は1件だけです。カードの初期化で再登録必要)。
FlashAirは古いデジカメでリアルタイムにSNSに投稿するのに便利なSDカード
使い初めに繋がらず焦りはしましたが、1度スマホと接続が成功すると安定してます。
FlashAirの設定にはパソコンが必要ではありますが、Wi-Fiで写真データーをパソコンに移す使い方よりは、好みの写真1,2枚選んでスマホに転送するのに向いています。
Wi-FiやBluetoothの付いていない古いデジカメでもTwitterやInstagramなどのSNSにリアルタイムで投稿できるので便利ですよ。
説明書は中国語や英語などですが海外パッケージ品でも問題なく使えてます。画質やRAW有無により違ってきますが、長期旅行には32GB向いています。
デジカメの機種によって使用できない場合があります。詳細は『SDカードの動作確認器(W-03は生産終了品から)』でご確認ください。掲載の無い機種でも使える可能性がありますが、そこは自己責任で。
※海外パッケージ版は国内サポート対象外