カートリッジBB(ボトムブラケット)を外します。BBは専用工具が必要です。
使用工具
- BB工具
他の作業も同時進行で行っているので時系列におかしい場合があります。ご了承ください。
素人による見解なので、記載内容に間違いがある場合があります。プロによるメンテナンス法ではありません。自転車メンテナンスはショップに任せるか自己責任でお願いします。
BB工具は柄が一体になったものを使用
BBは固着していることがよくあるらしく、13年も乗ってたクロスバイクってのもあったので、先にラスペネをBBに吹き付けました。
BB工具はBBBの「BTL-20L EX-L」を使います。
シマノ純正のBB工具もありますが、スプロケットに使用する「ボス抜き工具」と同じように固定が心配でした。
写真はボス抜き工具です。
これをボスフリーのスプロケットにはめてモンキーレンチやメガネレンチなどで回すのですが
シマノ純正BB工具もボス抜き工具と同様に使用するので、力を入れる作業だと不安定になるんですよね。おまけに32mmのメガネレンチは持ってない。
なので、柄が一体となったBBBの工具を使用します。
カートリッジBBを外す
BB工具は中の芯のような部分を押すと写真のように分解できます。
外したパーツはBBシャフトに固定できます。
BBシャフトに固定することで安定して工具を使うことができます。このままだと、柄のついた本体を装着できないので一度外します。
使うときは写真のようにBBに装着します。工具のギザギザをBBのギザギザに合わせます。
BB側が浅いのでこれ以上深くは入りません。
隙間が空いてやや不安定そうな感じがするので、間にワッシャーを入れようと購入しましたが、まずはそのままでBBを抜きます。
BBはペダルのように片方が逆ネジになっています。
- 正ネジ:反時計回りで緩む(左側)
- 逆ネジ:時計回りで緩む(右側)
進行方向にクランクを回すのとBBは外れる方向は一緒なので、ペダルと逆ですね。
まずは左側から外します。
左側はBBのカップの部分なので体重をかけずにあっさりと外れました。
次は固そうな右側を外します。
体重をかけて力いっぱい入れる。
カコンと感触があって、こちらもあっさりと。ペダルよりは苦労はない。
噂には聞いてた「固着して外れない」ほどではなかった。ラスペネ吹き付けたおかげか。
BB入っていたフレーム内は乾いた土が残っているだけ。パーツクリーナーを吹き付けてペーパーウエスで清掃。
中はサビもなく長年使っていたわりに状態は綺麗。
BBは想像していたよりも簡単に外れました
外す前にラスペネを吹き付けたおかげでしょうか。BB工具も柄のついたもので安定して使えたのも良かったと思います。
BB工具のBBシャフトに固定するパーツの直径は15mmなので、内径M16のワッシャーが入りますが使うこともなかった。
固着していたらどうしようと思っていましたが、分解が大変なパーツが簡単に外れて1つ難関をクリアしてホッとしました。
このあと、スプロケット外すのに苦労するんですけどね。