石川県立図書館に行ってみたけど古くて蔵書少ないしこれは移転計画に期待ですわ | なんかいろいろ備忘録

石川県立図書館に行ってみたけど古くて蔵書少ないしこれは移転計画に期待ですわ

石川・北陸ローカル

ちょっと気になってる本が石川県立図書館に置いてあるということで本日8/13(日)に行ってきました。(山の日は休館日だった)。

まあ気になってる本の2冊のうち1冊は貸出中だったんでね残りの1冊だけ読んで、本を読む雰囲気じゃないなと1時間ほどで退出しました。

スポンサーリンク

石川県立図書館の印象は学校の図書室みたい

古くて昭和のコンクリートで薄暗い役所みたいな建物で(中自体は明るい)、全部が図書館ではなく(貴重な資料の保管庫にもなってるだろうけど)3階の一部が閲覧室で入った印象はまるで学校の図書室みたいな感じだった。

僕は最近図書館に行ってて(数回ほど)、パソコンやブログに役立ちそうな本を探しては読んでるんだけどけど市立図書館に比べてその手の資料が少ない。閲覧席の机も大きいテーブルにイス2~4つが点々とあるだけ。

郷土の歴史などの資料を探すにはよさそうなんだけど、あまり一般書籍は置いてないようだった(もちろんライトノベル類は無し)。

それと閲覧室に入って注意されるまで気付かなかったけどカバンの持ち込みは禁止だった(入り口に堂々と張り紙もしていた)。閲覧室外にある無料のコインロッカーを使う(100円入れて後で返却)。

そうそう僕と同じように注意されてる人、何人か居ました。入り口の扉に堂々と書いてあるのに気付かない人多いんだねぇ(人の事言えないけど)。

空調はエアコン効いてて涼しいのだけど、壁に設置してある「学校などで見かける風が出る機械」あそこから冷風が出ていたね。

あと、市立図書館と違うなと感じたのが自習室。閲覧室とは別の会議室のような部屋で外から見た感じだと長机が並んでいるだけと簡素なものなんだけど利用してる人が大学生や一般だけで中学生や高校生を見かけなかった。

駐輪場もあるけど建物脇に置くだけで「屋根付きはこちら」の案内に沿って行ってみたらこれだった。入り口から繋がってるバルコニーのようなものの下。

スポンサーリンク

石川県立図書館のデータ

蔵書:82万冊(うち開架 10万冊)
場所:金沢中心部で北陸放送のお隣で21世紀美術館の斜め向かい。周辺に兼六園や県の文化施設など多くある。

閲覧室・閲覧席共に少ない。ただ利用者もそれほど多くなさそうなので空いてます(多分みなさん市立に行ってる)。

スポンサーリンク

金沢市立図書館のデータ

玉川図書館

蔵書:43万冊
場所:北鉄バスの停留所「南町」から徒歩5分ほど、武蔵が辻からも近く市の中心部にある。

閲覧席は窓際にソファーやテーブルが置いてあるだけ、中心部にあるためかお昼過ぎにはほぼ満席になります。

泉野図書館

蔵書:41万冊
場所:北鉄バスのバス停「泉が丘」下車すぐ。玉川図書館と違い中心部から離れてます。

子供の頃や高校の時に利用した事あるのだけど最近はどうなんだろう。ビデオ視聴ができるAVルームがあったりパソコン関係の本が充実してた印象なんだけど閲覧席は覚えてない。

金沢海みらい図書館

蔵書:22万冊
場所:金沢西部の海側環状道路と金石街道の交差する交差点にある。最寄りのバス停は「金沢海みらい図書館前」で武蔵が辻や中橋バス停から金石・大野港行きバスを利用する。

蔵書の数は金沢市立図書館で最も少ないけど閲覧席は市立図書館で一番多いかと思う。壁に面した机もあって蛍光灯スタンド備えてて読書をするには良い環境。(昼過ぎには飛び飛びで席が埋まる)

新しく移設される石川県立図書館の場所と大きさ

現在(2017/8/13)耐震の問題などから新しい県立図書館の構想があるので移転先の場所と大きさについて調べてみました。
参考資料『新石川県立図書館基本構想について

整備スケジュールによると

移転予定:5年後の平成34年(2022年)

面積(敷地面積)

金沢市立図書館と、富山県・福井県の県立図書館と比較してみましょう。

新石川県立図書館:83,902m2(うち34,000m2
玉川図書館:8,142m2
泉野図書館:6,035m2
海みらい図書館:11,763m2
福井県立図書館:69,567m2
富山県立図書館:98,002m2

まだ構想段階なので何とも言えないですが、同じく移転予定の金沢美大と同じ土地を使うようです。敷地面積の広さですが、現石川県立図書館の延床面積が「8461m2と比べると新石川県立図書館が圧倒的に広いので蔵書の数にも期待できそうです

また、福井や富山の県立図書館は天井が高く開放的な作りになってるらしいので新石川県立図書館も同じような作りになってほしいですね。

場所・交通

移転予定の場所が金沢大学工学部跡地で兼六園から県道10号を金大付属病院から少し湯涌温泉方面に行った先になるので中心部から離れてしまいます。

バス停は現在の『崎浦公民館』が一番近いようで金沢駅・武蔵が辻・香林坊からの運賃は「240円」になります。また、金沢駅からのバスの本数は1時間当たり4本程度、香林坊から1時間当たり4~6本程度

自転車で行くにも地形的に山なので坂を登ることになりますし、バスで行くにしても中心部の200円区間から離れてしまうので少し不便になりそうです(半径5km以内に数多くの高校や大学キャンパスがあるというけれど・・・)。

駐車場も台数がどうなるか分からないですが、海みらい図書館などをみていると直ぐに満車になるので停めるのが難しくなりそうです

あとがき

石川県立図書館は作りが古くて閲覧室も学校の図書室みたいに小さいので「えっこれ図書館なの?」って印象です。芸術や郷土史に宗教など資料的な本はあるけど一般書籍が少ないです。

どちらかと言うと一般の人が立ち寄るより貴重な資料の保管庫がメインって感じでしょうか。

なので、新石川県立図書館の建設計画で敷地面積が広くなるから一般書籍と閲覧席が増えることに期待しちゃいますね。

石川県立図書館

タイトルとURLをコピーしました